アイリッシュ&その他ウイスキー

2015年05月09日

『ティーリング シングルモルト』

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少し前より話題になっていたアイリッシュウイスキーのインディペンデントボトラー『ティーリング』、いくつかラインナップされていますが、今回ジャガトには
ノンエイジの『ティーリング シングルモルト』、入荷しました

ティーリングウイスキー社はアイルランドのダブリンに本拠を構えるインディペンデントボトラー アイリッシュ、モルトウイスキー好きの方には馴染みのあるクーリー社の社長であったジャック・ティーリング氏が、ハンドクラフト&スモールバッチのアイリッシュウイスキーを作るべく、クーリーを離れて2012年に設立したボトラーズです

クーリーといえばアイリッシュの新興勢力、といった感じで注目していた蒸留所 ジャガトでもカネマラのピーティーなタイプやカスクストレングスなど、他の蒸留所でつくらないものを色々リリースしていました 2011年にビーム社に、そしてご存知のようにビーム社は現在サントリーグループのため、現在クーリーもその傘下となっています

ティーリング氏はビーム社にクーリーを売却後、この事業を立ち上げたのだと思います アイルランドの蒸留所と樽の供給に関する契約を結び、今後使用する樽を長期にわたり確保しているそう 当然クーリーのものも結構あるんじゃないでしょうか? また、蒸留所も建設中だそうでダブリン市内、セントパトリック大聖堂から僅か500メートルの距離で現在建設されているそう サイトでは5月のオープンを目指しているそうですが完成したのでしょうか?そんな場所での操業ですから、当然ビジターセンターなどもつくられ、観光スポットとしても機能するように計画されているんじゃないかと思います ダブリンに行くことがあれば是非訪ねてみたいですね

これまでは定番のエントリーモデルとしては『スモールバッチブレンデッド』と『シングルグレーン』、ハイプライスの21年、26年、30年の『ティーリング シングルモルト』とリリースされていましたが、ブレンデッドとグレーンにあまり興味が湧かず、シングルモルトは出しにくい価格帯ということで購入にいたらずでした が、今回の『ティーリング シングルモルト』はこなれた価格帯ながら、ベースとなる熟成年数は23年以上、そしてシェリー、ポート、マデイラというウイスキー熟成に良く使われるフォーティファイド系ワイン樽、ブルゴーニュの白、カベルネソーヴィニヨンという地雷にもなりやすいスティルワイン樽で熟成させたモルト原酒を組み合わせてあるということで、個人的にも興味が湧き、また楽しんで頂けそうな一本と思い、仕入れてみました 

いろんな樽、使いすぎじゃないかな?とか懸念するとこもあるのですが・・・特にスティルワイン樽熟成のモルトはギャンブル的な感じで買うことも多く、ご存知のようにいい結果にならないことも多いです 苦手な方も多いですね ですが、いいものには香り、味わい、余韻ともに楽しめるものもあり、そんな出会いもあることが、ウイスキーの楽しさの一つでもあるんじゃないかと思っています

そして、ワイン樽熟成、スティルワイン樽熟成を謳ったもののほとんどが1種の樽種で熟成、フィニッシュをしていると思いますが、今回のティーリングはフォーティファイド系の樽3種、スティルワイン樽、赤白1種ずつと非常に珍しい組み合わせになっています 

さて、どんな味わいでしょうか?

オフィシャルのテイスティングノートでは

『香りはメロン、イチジク、トフィーにレモンがあふれてくる 味はドライフルーツ、シトラス、バニラ、スパイスにクローブがバランス良くミックスされている フィニッシュは長くて甘く、樽のドライなタンニンと調和している』

ということ 確かに熟成樽それぞれからの影響を考えると、出てきそうなコメントばかりです そして、それぞれが僕個人の好きなウイスキーの味わいでもあります が、それが、この一本にまとまってることがあるんでしょうか?まだ、開けてませんのでコメントできませんが、興味あるかた是非お試し下さい

¥900






jagatkana at 01:00|PermalinkComments(2)

2013年09月25日

『ナッポーグキャッスル 1992』

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ストックルームからアイリッシュウイスキー『ナッポーグキャッスル1992』を持ってきました

ナッポーグキャッスルはキャッスル・ブランズ社が1990年から始めた、ヴィンテージ・アイリッシュ・シングルモルト・シリーズで、1995のヴィンテージまでは見たことがありますが最近はリリースがあるのでしょうか?

と、思って検索するとオフィシャルサイトがありました 1995以降は主に12年、16年ものとしてヴィンテージ入りでリリースしているみたいです やはり北米マーケットに積極的に販売しているようですね

この1992ビンテージを含めリリースしたもの全てのテイスティングノートがありましたので見てみました

翻訳サイトを頼りにしながらですが、1992ビンテージにはドライなシリアルの香りとオイリーさ、タバコの葉のようなスモーキーさがうと書かれています また味わいは甘くシリアルのよう、フィニッシュはオイリーで長く、1991よりも複雑なストラクチャーがあるということ ノンピートということなので、アイリッシュらしいオイリーさと麦芽感がよく味わえるんじゃないかと思います  

ところで、原酒はブッシュミルズ蒸留所のものと書かれた資料が多いのですが、実際はクーリー蒸留所のものだと思われます ウイスキーマガジンの古い記事(日本版が出ていなかった頃)のものに、1990、92,92のビンテージはクーリーのものと書かれていましたので

ブッシュミルの原酒というのは、1987年にボトリングされた1951年蒸留の36年もののナッポーグキャッスルのことを指すと思われます これだけ特別な樽だったようで、これもウイスキーマガジンに書かれていましたが1992発売当時の社長マーク・アンドリュースの父親が元々アイリッシュウイスキーの買い付けをしていて、1951はその頃に父親が買いこんでいた樽だそう 飲んだことが無いのですがさぞかし美味しいアイリッシュウイスキーなんだと思います 

名前の由来となっているナッポーグ城も、1930年代に荒れ果てていた城を父親が購入したものだそうで、ナッポーグキャッスルは買い付けた樽を城内で熟成させている、といった話も聞いたことがあります

お城で熟成させたウイスキー、というのもなかなか無いものなので面白いですね
 
箱ごとストックしていたので今気づきましたが肩に金メダルがかかっていました food&wine magazineのスピリッツオブザイヤーと書かれている結構しっかりめのメダルです

有名銘柄以外のアイリッシュウイスキーは意外と普段飲むタイミングが無かったりしますが、こちらおすすめですので是非お試しください ¥1000



 

jagatkana at 18:30|PermalinkComments(0)

2012年02月08日

ジェムソン&ジェムソンカクテル

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みなさんご存知のアイリッシュウイスキー『ジェムソン』ですが、改めてご紹介&ジェムソンを使ったカクテル3種ご紹介です

ジェムソンはアイリッシュウイスキーの非常にポピュラーなブランドです 
1780年ダブリンで生まれ、現在1975年よりミドルトン蒸留所で作られています 3回蒸留による優しく、柔らかい口当たりが特徴です 

ジャガトで通常扱っているのは

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ジェムソン・・・・・・・・・600

スタンダードアイテム 5〜7年熟成の軽く甘い口当たり

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ジェムソン12年・・・・・・・・・・800 

オロロソ・シェリー樽での12年の熟成、焦げた木、スパイスとシェリーの味わいが特徴

の2種類

また、蒸留所で販売されていた

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ジェムソン12年リザーブもあと少しですがございます 

それから、ジェムソンを製造するミドルトン蒸留所は、かなり大規模な蒸留所でまたアイリッシュウイスキーの蒸留所は現在3か所しかないため、他にも様々なアイリッシュウイスキーがつくられています

その中でもプレミアムアイリッシュとしてつくられるのが

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ミドルトンヴェリーレア・・・・・・・・1500

毎年50樽ほどを激選してブレンド 少量生産で非常に長熟の古酒も入っていると言われています
なめらかで、味わい深い素晴らしいウイスキーです

どれも、スコッチとは違うオイリーな口当たりと柔らかいコクが楽しめます 

また、ジェムソンを使ったカクテルも現在3種提供しています

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クルラホン・・・・・・・・・・・・・・・900

こちらは、通常スコッチベースでつくるホットロブロイのジェムソンバージョン

ジェムソンに濃いめのイタリアンベルモットのロッソを加え、お湯割りに 仕上げにコアントロのチェリー漬けを数粒沈めました
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ジェムソンバック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・900

ジェムソンにフィノシェリー、自家製スパイスたっぷりのジンジャーシロップ、ソーダでつくるさっぱりしたカクテル

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ケットシー・・・・・・・・・・・・・900

ジェムソン、コーヒーリキュール、ヘーゼルナッツシロップでつくるデザートカクテルです

3種とも飲みやすいですがジェムソンのフレーバーはしっかり味わえる仕上がりになっています

普段アイリッシュウイスキーに馴染みの無い方も、ぜひお試しください



jagatkana at 15:30|PermalinkComments(0)

2009年06月26日

アイリッシュウイスキー WILD GEESE

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アイリッシュウイスキーのご紹介はブログでは初だと思います 当店ではアイリッシュはスコッチの陰に隠れ、オーダー頂くことも少ないです 飲んでみると美味しいウイスキーだと気付いていただけると思うのですが・・・
お客様に”おすすめのアイリッシュ”とオーダーいただいた場合によくおすすめするのはレッドブレストやグリーンスポット、カネマラなどの銘柄になります このうちカネマラというのはスコッチタイプの2回蒸留によるウイスキーでピート香もあります
(通常のアイリッシュにはピート香はないです)このカネマラをつくっているクーリー蒸留所の原酒でつくられたのが、今回
ご紹介するワイルドギースです  
最近大がかりなリリースが始まったのでしょうか?以前は安価なブレンデッド系のもの1種を見かけるだけでしたが、ブレンデッド、シングルモルト、リミテッドなど数種みかけるようになりました
味わいも林檎や洋ナシの甘い香りと麦芽や蜂蜜のニュアンス、アイリッシュ特有のとろっとオイリーな舌触りが心地よく食後にぴったりのウイスキーだと思います ジャガトおすすめアイリッシュウイスキーの仲間入りになると思います

余談ですが、アイルランドには現在3カ所しか蒸留所がなく、このクーリー蒸留所はジョン・ティーリングという企業家によって1987年に稼働開始した1番新しい蒸留所です クーリー原酒を使用した銘柄は現在たくさんあり、樽売りなども積極的にやっているようです 新しい蒸留所としては成功しつつあるケースだと思います 初代蒸留所長は昨年までアラン蒸溜所のマネージャーを務めたゴードン・ミッチェルです
クーリーはアイリッシュとしては唯一のピートで乾燥させた麦芽を使用し、ポットスチルで2回蒸溜するシングルモルト『カネマラ』を開発し、話題となりました 蒸留所の開設やビジネスの話など興味深い話が色々ある蒸留所なので、興味のあるかたは“クーリー””アイルランドの企業家”で検索してみてください 

ジャガトにはワイルドギースの他にもクーリー原酒のアイリッシュは、コネマラ、ミラーズ、ティルコネル、リムラックなどございます ぜひ飲み比べてみてくださいね
ワイルドギース ¥1000

jagatkana at 01:38|PermalinkComments(0)
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