ブレンデッドウイスキー

2015年10月30日

『特級ホワイトヘザー8年』

2015-10-06-00-43-01


White Heather 8years old

特級ブレンデッド、『ホワイトヘザー8年』です 

750mlなので80年代リリースだと思われます 8年ものなのに凝ったパッケージです 観音開きの化粧箱に入った金ラベルのブレンデッド 今ではこんな8年ものはリリースされないでしょうね ちなみに80年代のウイスキー本をみると当時価格で5000円だったそうです

2015-10-06-00-43-30


現在ブランド自体が消えた感のある『ホワイトヘザー』です この当時、アベラワーをメイン原酒としていたはずで
ボトルの形状、ラベルの雰囲気にもそれが出てます 60年代から90年代初め?ぐらいまでのアベラワーはスクエアボトルでまさにこのホワイトヘザーと同じ形 金と黒でデザインされたラベル、8年をメインに売り出されていたのも一緒ですね 

当時もフランスでのシェアが多かったのでしょうか?スクエアボトル以外だといかにもコニャックを模したボトルもありました VSOPのように書かれた文字はVOHM 『VERY OLD HIGHLAND MALT』の略だそうで
ジョークなのか、意図的にコニャック風にしたのかはわかりませんが、今となっては面白いデザインでした

この『ホワイトヘザー8年』、香りは軽いスモークと柑橘、少しパフューム 味わいはドライで、ライトボディ、パヒューム香から来るのか2000年代流通のボウモアのようなラベンダー感があります 現行アベラワーの雰囲気はあまり無くシェリーのニュアンスもあまり感じません シェリーのニュアンスが無いことでひね香もなくボトリング時とそれほど変化してない気はします ストレートでも面白いですがハイボールに合いそうですね 辛口、とはっきり感じたウイスキーも久々です かといってグレーン感が強い感じでもないのが面白いですね  

そういえば漫画レモンハートにも『ホワイトヘザー8年』が登場したことがありますね BSで最近はじまったドラマ版でもそのエピソードでてくるんでしょうか?ドラマ版、個人的に好きな俳優、中村梅雀がマスター役ということで楽しんでます 役的にもぴったり、というかあんな風貌のマスター、結構頭に浮かびますよね 

アベラワーファンに、と思って開けてみましたが、現行アベラワーとの接点はあまり感じません 収斂感のあるドライさが、個人的には、あー、こういうブレンドもあったなー、という感じです 面白いな、と思っていただける方は是非お試し下さい    ¥700

jagatkana at 19:00|PermalinkComments(0)

2015年06月04日

富士御殿場蒸留所 『エバモア2002 21年』

2015-02-11-23-06-37


最近はジャパニーズウイスキーに興味をお持ちの方がずいぶん増えてきまして、そういったお話をさせて頂くことも多くなりました 

デッドストックになっていたジャパニーズウイスキーを飲んで頂けるチャンスかも、と思ってますので暫くはストックからも面白いものを紹介していきたいと思います

で、何を持ってこようかと思ってたんですが、先日『富士山麓 シングルモルト18年』が、原酒不足のため終売という発表のあったキリンの富士御殿場蒸留所からかつてリリースされていたものを持ってきました 

今回ご紹介の『エバモア2002 21年』はキリン所有の富士御殿場蒸留所で蒸留されたモルト、グレーンを主体にスコッチモルト原酒を合わせたブレンデッドウイスキー 1999年が最初のヴィンテージで2005年まで7年だけリリースされました 「その年のベストブレンドウイスキー」というテーマでつくられた気合の入ったシリーズで評価も結構高かったイメージ いくつかのヴィンテージを扱い、個人的にも好きなブレンデッドウイスキーでしたが、こちらの『エバモア2002 21年』だけ、一本ストックしてましたので持ってきて昨日開栓しました
 
2015-02-11-23-07-47


2002は1979,1989年蒸留が主体の富士御殿場モルト原酒に77年主体の富士御殿場グレーン原酒+スコッチモルト原酒という組み合わせでつくられています

香りはメープルシロップ、バナナや完熟パイナップルの果実香にピートスモーク 複雑で豊かな香りがあります熟成感、モルティでバニラのフレーバー、柔らかい口当たりですがピートの存在もしっかりわかります 

1973年11月に操業を開始した御殿場蒸溜所 海抜620m、年平均気温12.3度という高原性の冷涼な気候の中、富士山の雪解け水が蒸溜所地下100mから井戸で汲み上げられ、仕込み水としてつかわれています

モルト、グレーンどちらもつくられ、また180リッターほどのバレルと呼ばれる小樽での熟成にこだわっています、これはサイズからバーボン樽だと思われます フォアローゼスとの関係などもありますのでこれらの熟成樽が使用されているのかもしれません 

大手酒造メーカーの蒸留所の割りにかなりマイナーな感もある御殿場蒸留所産ウイスキーですが、酒屋さんなどで割りと見る『富士山麓 樽熟50°』なども、香りも良く、50度詰めですがすっきりとした甘みが飲みやすい楽しめるウイスキーです ハイボールにもかなり合いますね

通常リリースの18年シングルモルトは終売になりましたが、オンラインのみかもしれませんがリミテッドも色々リリースされているようで、つい先日富士御殿場のシングルモルト17年、シングルグレーン25年の長熟スモールバッチがリリースされました 今後長熟などはこういったリミテッドエディションで色々とリリースしていくことが増えるのかもしれません こうやってスモールバッチやシングルカスクが色々リリースされると面白いと思いますし、また、エバモアシリーズのようなプレミアムブレンデッドも色々とリリースされればいいな、と思っています

『エバモア2002 21年』、是非お試し下さい     ¥1400







jagatkana at 19:00|PermalinkComments(0)

2015年04月05日

『特級ニッカ G&G シルバーナイト』

2015-03-03-20-26-23


お客様からの頂き物、貴重な『特級ニッカ G&G シルバーナイト』、ご紹介

G&Gとその上にかぶせる甲冑のセットになったもので、これは西洋甲冑バージョン 日本の甲冑バージョンもあったようです かなり気合入ったつくり これだけでもけっこうお金かかりそうな感じです 

余市蒸留所の中の博物館には、これまでリリースされたニッカのウイスキーが大量にあってかなり楽しかったのですが、その中にこちらも展示されてありました

2013-05-20-14-08-34


和バージョンも
2013-05-20-14-08-28


免税専用商品と書いてあります のせいか、他の限定ボトルなどと比べるとネットでもあまり情報が出てきませんし、ご存知の方も少ないですね あるブログには6本G&Gを買うと酒屋さんがくれた・・・という記事もあり、ノベルティとしても配られていたのかもしれません 和バージョンの方は、大阪城築城400年バージョンや伊達政宗の三日月の兜バージョンなどもあったみたいですね

2015-03-03-20-25-29

こんな感じで入ってます

2015-03-03-20-24-19

箱付きで頂いたので箱もついでに

2015-03-03-20-26-49

なんと甲冑のマスク部分は可動式で開けると渋いルックスの将校でしょうか?どこの甲冑をイメージしたものなのかわかりませんが、精巧に手抜き無くつくられてる気がします 

2015-03-03-20-28-25

説明書きもついていてました

G&Gはニッカが1968年に「ゴールド&ゴールド」として発売したウイスキー 白瓶、黒瓶と出ていたときがあり、現在もニッカのサイトにはG&G(白びん)と書かれています ややこしいことに白びんといいながらラベルは黒基調のもの、黒瓶の説明もサイトにはないのでどこが白びん?と思われる方も多いんじゃないでしょうか?

実際は白瓶が透明なボトル、黒瓶はボトル自体が黒という違いです  

昔のウイスキー本によると『本もの志向の特級ウイスキー ローランド・モルトを使った黒はマイルド&スムーズ、ハイランドモルトのみを用いた白は重厚な風味が特徴だ』
と書かれていますので、白は余市モルトとカフェグレーン、黒は宮城峡モルトとカフェグレーンでつくられていると思われます 黒瓶は1977年から1997年までの発売です 現在も当時のレシピに従ってブレンドされているとのことなので、現行ボトルの白も余市モルトとカフェグレーンによるブレンドだと思われます

最近、現行のG&Gを自宅で飲んでますが、甘さの中に余市らしいスモークもしっかり感じます とげとげしたところの無い、スムースで飲みやすいブレンデッドウイスキーです この頃、自宅飲みではニッカのブレンデッドを5,6種ほど開けてますが、その中でも手に取る割合が多いかも 今開けてるのはハイニッカ、ブラックニッカ、オールモルト、ピュアモルト白、ハイニッカ復刻、ブラックニッカ復刻、スーパーニッカ復刻など・・・カジュアルラインのブレンデッドでもスモークと甘さのバランスが良く、ツンとくるグレーンのアルコール感をあまり感じない気がします 改めて、ニッカのブレンドウイスキーの美味しさを実感しています

『特級ニッカ G&G シルバーナイト』、状態も非常に良さそうで開けるのが楽しみです 頂き物ですのでニッカウヰスキーをご注文の方で興味のある方にはおすそ分けしたいと思ってます ブログで見たとおっしゃって頂けますと、ご注文のウイスキーと一緒にお出ししますので是非どうぞ



jagatkana at 03:30|PermalinkComments(0)

2015年02月20日

『ニッカ特級ノースランド』

2015-02-02-22-33-47


ニッカの特級ボトルのストックを開栓します 

『ノースランド』という銘柄で1973年に販売開始、1989年に終売になっています

この『ノースランド』は、ニッカの仙台宮城峡蒸留所が1969年に生産開始されたことによって産まれたブランド

2015-02-02-22-33-09


竹鶴政孝の『ウイスキーと私』にも簡単にその誕生が記されています 竹鶴政孝のウイスキー造りのビジョンに、これまで余市蒸留所のみのモルト原酒を使ってつくられていたニッカのウイスキーにローランドタイプの原酒を加えて余市モルトとブレンドすることで更に深みのある味わいをつくりたいという希望があったようで、それが最初に形になったのがこの『特級ノースランド』です

『ノースランド』にはこの角瓶の特級だけではなく、丸瓶の2級もあったようで、値段も安くカジュアルラインとして
販売されていたようです が、もちろんこちらの『特級ノースランド』の方が、より竹鶴の理想に近いウイスキーだと思います

また、『ウイスキーと私』にも記されていましたが竹鶴は余市蒸留所を造ったと同時期に将来世に出るであろうウイスキーに名づけようと考えていたものを商標登録していたそうですが、この『ノースランド』もその一つ 竹鶴が30年以上温存していたネーミングということで氏の思い入れのある銘柄だったんじゃないでしょうか?

ボトル裏に説明書きがありましたのでご紹介します 

『ノースランドは、北海道余市のハイランド モルトと仙台宮城峡のローランドモルトの 複数のモルトに、熟成したカフェ・グレーンを ブレンドして生まれた本格派です。 この特級ノースランドは、モルトをふんだん に入れたニッカならではの理想のウイスキー。 そのまろやかな味・気品ある香り・豊かな コクをGentleタイプと呼びます』

とのこと 

購入したのは15年以上前でしたが、古い酒屋さんの片隅にあったのを思い出します この辺りのウイスキーはなかなかご紹介するタイミングがなくストックルームで寝っぱなしのものも多いのですが、『マッサン』効果で興味を持っていただけたらな、と思います    ¥800

また以前ご紹介した『ニッカウヰスキー 〔1号ポットスティル〕特級』  もラストストックが開いていますので、こちらも興味あるかたはどうぞ

また、その他ニッカウヰスキー各種ございます 現在出荷中止らしい余市原酒等も各種ございますのでぜひどうぞ






jagatkana at 13:30|PermalinkComments(0)

2014年10月30日

『ザ・ニッカ12年』

2014-10-29-20-29-28


『マッサン』放映に合わせてでしょうタイミングでリリースされた『ザ・ニッカ12年』です

予約していたのですが、発売日には届かず今週着となりました 大きい酒屋では軒並み売り切れてましたね 逆にスーパーの酒屋さんなどでは結構残ってたりしますが・・・

ニッカにはブレンドの美味しい銘柄も沢山あるのですが、ブランド名を冠した『ザ・ニッカ12年』、当然いい原酒が入ってるんじゃないかと期待します 

余市、宮城峡モルトとカフェグレーン、がメインになっているよう モルト比率も高めらしいですが、正確な割合はわかりません 

香りはかなりフルーティ、余市やブラックニッカ、竹鶴などから感じるスモーク感はほぼ感じません バニラぽさと熟したフルーツの品のいい華やかで柔らかい香り、樽香、そして全体的に甘くモルティなフレーバーを強く感じます  飲み込んだあとにはスパイシーで、樽由来ぽいビターな収斂感もありますが、かなりスムースにどんどん飲めます 

宮城峡モルトが多めな感じなんでしょうか?飲んだことのあるニッカのウイスキーの中では

ニッカウヰスキー 〔1号ポットスティル〕特級

に似てるかな?といった印象を持ちました 上品な甘さのどなたにも勧めやすい美味しいブレンデッドですね


リメード樽とシェリー樽熟成のモルトをキーモルトにしたとの事 リメード樽はニッカではよく目にすることがある樽仕上げで、樽の鏡板を新しい樽材に交換した樽のことです 新樽のオークの甘みと旧樽のまろやかさをそれぞれ引き立たせることができるのが特徴です 

柔らかい熟成感とスパイスやフルーツの香りが楽しめるいいブレンデッドウイスキー、だと思います

ボトルデザインは肩の部分が非対称、重なり合う着物の衿もとをイメージしたカッティングだそうで、海外マーケットにもアピールするデザインだと思います

ちなみに同時に『ザ・ニッカ40年』も発売になりました 太平洋戦争終戦時の1945年蒸留の余市モルトと、竣工時である1969年の宮城峡モルト、そして40年物のカフェグレーンををぜいたくに使ったウイスキーです 価格は50万円!欲しい気持ちはやまやまですが、まあ無理はしないでおこうと思います 飲んでみたい方15人ぐらいいらっしゃったら原価割でシェアしたいな、とも思いましたけど・・・

『マッサン』もこれから山崎蒸留所の建造、そしていよいよ余市蒸留所の話になって来ると思います 

『余市蒸留所訪問記』にも書きましたが、余市蒸留所は施設も風景も素晴らしい蒸留所 美味しいウイスキーができる要素がたっぷり詰まった場所だと思います ニッカの原点であり主軸の蒸留所がどうやって出来るのかがドラマで見れるのは興味深いです もちろん、僕の通った幼稚園のすぐそばにある山崎蒸留所にも思い入れはたっぷりなのでこちらのエピソードも楽しみです 

話題の、だけではなくポテンシャルもかなりの『ザ・ニッカ12年』、お試し下さい ¥800



jagatkana at 02:00|PermalinkComments(0)

2014年09月02日

『ブラックプリンス17年』

2014-07-30-00-36-30



ストック品というかメニューにもずっと載せていたのですが全くオーダーの入らなかったスコッチ『ブラックプリンス17年』、先日ご注文いただき開栓しましたのでご紹介

『ブラックプリンス17年』、10〜15年ほど前まで流通していた銘柄になります

『ブラックプリンス』という銘柄、少し前のウイスキー関連の本などでは大概紹介されているので超マイナー銘柄という訳ではないのですが、飲んだことのある方は少ないかもしれませんね

1988年創業のバーンスチュワートがリリースしていた銘柄でリリース当初はグレンスコシアなどがメインモルトだったようですが2000年前後の時期、バーンスチュワートはトバモリー、ディーンストンを買収していましたので、ボトリング時期によってはその辺りの原酒も入っているのかもしれません

ちなみにその後、ブナハーブンも所有、ブレンディングセンター、ボトリングホール、熟成庫も持つようになったバーンスチュワートですが昨年かねてからパートナーシップを結んでいた南アフリカのワイン・スピリッツ大手、ディステル社に1億6000万ポンドで買収されたらしいです
 

スコシア、トバモリー、ディーンストン、、、どんなウイスキーかぱっとイメージが湧かない方が多いと思います
僕もいまだにこのあたりのハウススタイルがあまりわかってませんし、それほど多くのボトルを飲んだ記憶がないです この辺りのマイナー蒸留所がメインモルトの場合、なかなかおすすめしづらいですね・・・

ですが、今回開栓して試飲してみると思いのほか飲み応えのある仕上がりでした ピートも穏やかですがしっかり感じますし、とろっとした口当たりで余韻も長めです バランスもいいのでストレートで楽しんでいただきたいですね

『ブラックプリンス』、おすすめどころの難しい銘柄ですが一番のポイントはブレンデッドウイスキーならではのネーミングでしょうか?イングランド史、スコットランド史にちなんだ銘柄の多いブレンデッドウイスキーですが『ブラックプリンス』というのは英仏の100年戦争で活躍したエドワード王子の事を指します 

黒い甲冑を身に着けていたため『黒太子』ブラックプリンスと呼ばれていました 100年戦争といえば、後半のフランスの英雄、ジャンヌダルクが有名ですがイギリス側の英雄といえばこの『ブラックプリンス』ということです
2014-07-30-00-36-42


ラベルにも『エドワード王子の長子』と書かれ、黒い甲冑に身を包んだエドワード王子が描かれています ラベルの紋章は実際の紋章とは少し変えられていますが、実際のものはフランス王の紋章「百合の花」とイングランド王の紋章「ライオン三頭」を組み合わせたもの ですが、フランスを完全に支配下に置いたわけではないのに、この紋章を使っていたということで、まあフランス側からみればめちゃめちゃ勝手な話ですね
 
2014-07-30-00-36-54


ただ、この歴史や文化にちなんだウイスキーのラベルに関する話、結構面白くて歴史背景と合わせて見るとかなり興味深いです そして、スコッチウイスキーのラベルにも良く出てきますのでこういったところを楽しんでいただくのもウイスキーの面白さの一つなんじゃないかな、と思います 

ちなみに、僕が参考にしているのはこの本、
2014-07-29-01-32-45


『スコッチ・ウイスキー物語』(ラベルに読む英国の歴史) 森護著です 判りやすくまたラベルも大きく図版として載せられていますのでウイスキー飲みながらぱらぱらめくると楽しいですよ 初版が1990年のため、ラベルに使われているのはオールドボトルのものばかりですので、そういった意味でもウイスキー好きにはたまらないんじゃないでしょうか?

店に置いてますので、『ブラックプリンス17年』のあてに『スコッチ・ウイスキー物語』なんてのもおすすめです

¥1200











jagatkana at 02:00|PermalinkComments(0)

2014年08月20日

『グランツ25年 ウィリアム・グラント ジャグ』

画像1


『グランツ25年ウィリアム・グラント ジャグ』のご紹介

見るからにスコットランドの厳格な紳士、と言った風情の陶器ボトルです

この顔に見覚えがある方も結構いるかもしれませんね

『グレンフィディック』『バルヴェニー』などの蒸留所を設立、家族経営ながらもグレンフィディックを世界一売れるシングルモルトとして成功させたウィリアム・グラント&サンズ社の創業者『ウィリアム・グラント』の顔なんです 貧しい生活の中、8人の子供を育てつつ、資金をため売りに出されたカードゥの設備を使って『グレンフィデック蒸留所』をつくり、家族経営による強固な絆でスコットランドで5本の指に入るほどの資産を築いたと言われています 顔つきからも目指したことを確実に堅実に成し遂げそうな雰囲気が表れてる気がします

このボトルはロイヤルドルトンのもので、出来が素晴らしくよい! 箱の内側にもウィリアム・グラントの肖像画が載っていますがほんとにそっくりなんです
2014-05-22-01-18-07


普通こういったものだとなんとなく似てる感じだったりしますが、もうそのまんまで表情もしっかり表現されています 細部もこだわってつくられていて手で持つ部分にはグランツ家ゆかりであろう剣がデザインされています 

2014-05-22-01-19-47


古い陶器ボトルはあまり購入しないんですが、これはもし中身が良くない状態になってもいいかな、と思いました ウイスキー業界立志伝中の人物そっくりの陶器ボトル、店に置いとくと縁起がよさそうな気がしませんか?

画像2


購入したあと長い間、ジャガトのレコード棚の上で飾りになってましたが、オーダー頂きましたので先日開栓しました

試飲しましたが、 香りからは若干のアルコール感とスパイシーさ そしてシェリー由来のレーズンの甘い熟成感が広がります 味わいまずメープルシロップや蜂蜜が口いっぱいに広がり、飲み込むと胡椒やカイエンペッパーのピリッとした感じも舌に残ります スモークはあまり強くありません オイリーで口中にねっとりと程よい甘さが長く残ります 長熟の良い所がしっかりでたバランスのいいブレンデッド ですが、モルト率はかなり高いと思われます また少し加水するとよりフローラルで梨やリンゴのようなクリアな甘酸っぱさが出てきます ストレートで少しずつ舌に乗せるほうが好みかな?上質な甘さを感じる美味しいスコッチウイスキーです 


グレンフィディックを創業したのが1886年 100周年の1986年にリリースされ、そのあと何度かリリースされたものだそう ファーストリリースのものはハンドル部分が樽状になってるらしいんで、こちらはそのあとセカンドリリース以降のものだと思います 日本にも割りと輸入されてたみたいでバーなどで見かけることもありますね

カウンター奥で威厳を持ったこの顔がお待ちしております 興味のある方は是非どうぞ

¥1500






jagatkana at 20:00|PermalinkComments(0)

2014年08月04日

『ニッカ カフェモルト』

2014-07-30-23-09-08


ニッカのカフェスティルでつくられるモルトウイスキーです 昨年12月にヨーロッパで先行発売、話題になった『ニッカ カフェモルト』ですが、この6月に日本でも一般販売が開始されました

カフェ式連続式蒸溜機(カフェスティル)でつくられたウイスキー 連続式蒸留器ではトウモロコシ、大麦、小麦等を原料にしたグレーンウイスキーをつくるのが一般的なのですが、こちらは通常単式蒸留器でつくられる麦芽のみを原料としたモルトウイスキーをこのカフェスティルでつくったものになります

竹鶴政孝のこだわりで導入された『カフェ式連続式蒸留器』ですが、日本で唯一、スコットランドでも10基も現存してないそうです 伝統的な蒸溜機で、他の連続式蒸溜機に比べて蒸溜効率がよくない反面、穀物由来の香味を残す風味豊かなグレーンウイスキーを生み出すのが特徴 60年代に導入され、現在は宮城峡に設置されているこのカフェスティル、興味深い蒸留器です 是非一度じっくり見てみたいなと思ってます

どんな味わいなんだろう?と興味の湧く『カフェモルト』ですが、かなり芳醇でクリーミーなモルトウイスキーに仕上がっています 

香りは熟したバナナの甘さ、樽香 味わいには焙煎したアーモンド、くるみ、完熟バナナ 甘くて香ばしいそしてニッカらしいしっかりしたボディのウイスキーです ストレートでもまたロックでも香りを損なわず飲めるコシのある美味しいウイスキーです

ジャガト カーナでは、この『カフェ式連続式蒸留器』でつくられた

『ニッカ シングルカフェグレーン12年』

もございます こちらは一般販売されている『ニッカ カフェグレーン』ではなく余市蒸留所で購入したもの 55%とほぼカスクストレングスぐらいの度数でのボトリングになっています こちらもバナナのような熟したフルーツの香りを感じますが、よりバニラ香と樽由来の渋みを感じます 

カフェモルト、カフェグレーン共に他の蒸留所でつくられないタイプですし、美味しいウイスキーですので是非お試しください

カフェモルト ¥900
シングルカフェグレーン12年 ¥1200



jagatkana at 23:49|PermalinkComments(0)

2014年07月26日

グレンカダム15年&スチュワーツ・クリーム・オブ・ザ・バーレー

写真 12-02-09 21 50 11

一世代前のグレンカダム15年を開けます ので、カダムをメイン原酒にしたブレンデッドウイスキーも併せてご紹介します

まず、グレンカダムから・・・東ハイランドのブレチンにあり、創業は1825年、現在はアンガス・ダンディが所有しています アライド社所有時代はバランタイン、特にバランタイン魔法の7柱の一つとして17年のメイン原酒として使用されていました またブレンデッドのスチュワート・クリーム・オブ・ザ・バーレイのメインモルトとしても知られています

ほとんどがブレンド用として使われ、オフィシャルボトルとしての定期的なリリースは現在の所有者になってからではないかな、と思います 2000年ごろにインペリアルなどと一緒にアライド社から短期でオフィシャルぽいのがでたぐらいじゃないでしょうか?

蒸留設備の特徴としてはウォッシュ・スチルのいずれもがラインアーム(ポットスチルとコンデンサーを結ぶパイプ)が15度の角度で上を向いていること

ほとんどの蒸留所のラインアームは平行か、やや下向きに付けられているのですが、不純物の入り込むのを防ぐ理由からということで上向きに設置されているそうです

クリーミーな味わいが特徴的であると評されることが多いですね ファーストフィルのバーボン樽を使うことが多く、バニラのニュアンスが強く出ていることもその理由になるのかもしれません 口当たりの良い穏やかな甘口の味わいですが、フィニッシュにはドライな舌触りも残します フルーティな要素もあり、飲んでほっとするような優しいモルトウイスキーです


写真 12-02-09 21 50 29


こちらが、そのグレンカダムをメインモルトとしてつくられるブレンデッド、スチュワーツ・クリーム・オブ・ザ・バーレーです タータンが控えめに入った可愛らしいデザインです

 『大麦の 精髄』 という意味の通り、グレンカダムがメインでブレンドされた麦芽の甘みを強く感じる柔らかくフルーティなウイスキーです イギリスでは非常にポピュラーな銘柄だそうで、10年ほど前には売上ベスト10に入っていたみたいですね 

グレンカダム15年 ¥1000
スチュワーツ・クリーム・オブ・ザ・バーレー ¥600
 



   


jagatkana at 16:30|PermalinkComments(0)

2014年02月04日

『特級レアード ローガン70年代』

画像4


先日ご紹介の干支ネタ、『ホワイトホース』系特級ブレンデッド

『特級ホワイトホースエクストラファイン』

『特級グレンエルギン』

『特級ホワイトホース』

に続き超おすすめブレンデッドウイスキー『特級レアード ローガン70年代』 (LAIRD'O LOGAN)

当時の『ローガン』は長熟モルトがしっかり使われていましたので50〜60年代のラガブーリン、グレンエルギン、クレイゲラヒたっぷりと入っていると思われます

画像5


『ローガン』はホワイトホースの高級レンジといった位置づけでしょうか 現在でも『ローガン』表記で生産されています こちらは70年代ボトリングになる『レアード ローガン』 何種かボトルデザインに微妙な違いがあり、白馬のイラストがネックにあるものもありますがこちらはラベル中央にデザインされたものです


画像1

ボトルキャップもアザミと獅子の象りされた凝ったもの

画像6

裏デザインはこちら
画像7

今回箱もきれいに残っていたのでこちらもアップです

この時代の『レアード ローガン』を飲むのは初めてで、先ほど開栓 試飲してみました まずはざっくりと感想
「超美味しい!」 コンディション最高で文句無く素晴らしいオールドブレンデッドです 濃密でとろっとした口当たり、スモークと甘さのバランスのこの感じ、僕の大好きな味わいです

 香り、長熟コニャック?かと思うような品のある甘さ、ずっと嗅いでいたくなる豊潤な香り 口に含むとラガブーリン由来のピーティーさがしっかり感じられまた良質シェリーカスクの甘さ、アフターに長い薫香、コクのある甘さとビターでオイリーなフィニッシュが長く楽しめます  

お手頃に購入したものをお出ししようと思っている特級ものですが実はこれは結構なお値段でした なので大体800〜1000円程度でお出ししている他の特級ブレンデッドと比べると高くなりますが¥1600でのサーブとなります が、このコンディションの70年代『レアード ローガン』かなりお勧めですので、是非一度お試し頂きたいと思います 







jagatkana at 02:00|PermalinkComments(0)

2014年02月01日

『特級ホワイトホース』&ノベルティなど

画像3


干支ネタでご紹介している『ホワイトホース』特級時代のラインナップ・・・

今回は代表銘柄『特級ホワイトホース』のご紹介です

ちなみに前回まではこちら・・・

午年なので『特級ホワイトホース エクストラファイン』

『特級グレンエルギン』


画像2

『特級ホワイトホース』ですが、80年代ぐらいを境に味わいが大きく変化したと云われています 

一般的にいわれているのは『ラガブーリンの比率をぐっと弱めスモーキーさを控えめに、クレイゲラヒをメインモルトとしてアメリカのマーケットでのシェアを拡大することに成功した・・・』ということ 

なので特級ラベルのものでラベルが同じようでも味わいが違う事も多いです また、大きくラベルも異なりティンキャップと云われる60年代以前の仕様のものは更にスモーキーだそうです 実はティンキャップのホワイトホース、以前飲んだことがあるのですがコンディションが今一つだったみたいで本来の味わいがどうだったかが確認できませんでした

今回ご紹介の『特級ホワイトホース』、760ml詰めのものです 70年代後半から80年代初期のものと思われます  前回ご紹介の『特級ホワイトホース エクストラファイン』、次回ご紹介予定の『特級レアードローガン』よりもカジュアルラインになり、ホワイトホースブランドのメインボトルになります

なので、今年ご紹介している他のウイスキーと比べると原酒の若さはどうしても感じます しかし、最近のブレンデッドスコッチウイスキーのエントリーモデルと比べるとやはりスモーキーさのしっかり感じられ、余韻も長く、甘さもいい感じの美味しいウイスキー 薄っぺらさのない、"古きよき"といった形容がぴったりのブレンデッドスコッチです 

ホワイトホースは日本でも昔からポピュラーなスコッチでノベルティグッズも結構出ていました

大きな陶器製の馬を象った置物なんかもあって古くからのバーには飾られたりしていますね あれ実は欲しいアイテムの一つです 

また学生時(20年以上前)バイトしていた『デルタマーケット』ではカクテルのグラスはホワイトホースのノベルティグラスで蹄鉄の形のロックグラスでした 当時は特になんとも思わなかったのですが、いくつかもらっとけばよかったですね 

現在手元には数点昔のノベルティがあるのですが

画像2

こちらはトレイ 白馬のきれいなデザインでお気に入りです 

画像1

こちらは8年物が出ていたときのコースター 結構しっかりしたつくりで紙製ですが何度も使える感じ こちらは忘れてなければ『ホワイトホース』後注文のお客様にお出ししてそのままお持ち帰りいただこうと思います 出し忘れてたら一言下さい 

『特級ホワイトホース』 是非お試し下さい ¥800








jagatkana at 01:01|PermalinkComments(0)

2014年01月12日

『特級vat69』

写真 12-02-09 22 04 31


70年代流通のオールドブレンデッド、VAT69になります 現行、80年代以降のボトルとは見た目も異なり花瓶のようなボトルデザインが特徴的です
写真 12-02-09 22 04 56

従価税が適用され760MLでボトリングされていた時代のもの


スコッチとしては風変わりなVAT69のネーミングの由来ですが、100酒類のブレンドサンプルの中の69番目のブレンドが製品として選ばれたことで、ヴァッティングNO69から、VAT69となったそうです アメリカではポピュラーなスコッチで、第二次世界大戦下の米軍、パラシュート部隊を描いた映画『バンドオブブラザーズ』にも登場します  

現在もよく見かける銘柄で1000円を切ることもある廉価ウイスキーですが、これは値段なりのブレンデッド

この時代のものは現行品のそれとはかなり趣の違う味わいです 

程よくスモーキーで、いいシェリー香を感じますし、若さを感じない熟成感もあります  ヒネ香もほぼ感じず、厚みのあるいいオールドブレンデッドウイスキーの良さがばっちり味わえるウイスキーです 口に含むと甘さが、飲みこむとドライな舌触りが残ります 

良質のロッホナガーなどがふんだんに使われていたみたいですね 80年代からはメインモルトはグレネスクに変わります

結構前に開栓して、お勧めしてきましたがあと2,3杯、という状態になりましたのでブログを見た方に1ショット¥900でお出ししようと思います お早めにどうぞ



 








jagatkana at 01:01|PermalinkComments(0)

2014年01月06日

午年ネタ vol.2 『特級グレンエルギン12年』

画像4


午年にちなんで、今月来月と馬ラベルといえば!のホワイトホース関連のご紹介をしようと思います

今回はホワイトホースの原酒であることを明確に主張している大好きなラベル、『特級グレンエルギン12年』のご紹介 
画像7

メジャーなようで地味な存在の『グレンエルギン蒸留所』ですが、ホワイトホースのメインモルトとしての存在価値はご存知の通り ですが、クラシックモルトにラインナップされてからぐらいの 最近のオフィシャルボトルには馬のデザインが見当たらない気が・・・10年ほど前の旧ラベルにはちょこんと馬の絵があったんですけどね・・・

まあこれだけシングルモルトのラベルにブレンデッドウイスキー銘柄との関係性をアピールするというのはやはりブレンデッドウイスキー全盛、モルトウイスキーの売れなかった時代ならではでしょうね ホワイトホースといえば超ビッグネームのブレンデッドウイスキー その原酒であることをアピールするのは必然だったのでしょう 少し前のラガブーリンのボトルにも"white horse distillery"なんて書かれていた気がします

オイリーでモルティな当時のグレンエルギンの持ち味がしっかり感じられます 蜂蜜香もしっかり 現行〜1つ前のものよりやはり濃厚でねっとりとした味わい カラメル感と少しのシトラスで爽やかさも感じる仕上がりです オーソドックスなスペイサイドの味わい、いいオールドモルトです

画像5


1980年代初めごろのボトリングだと思われます

画像6


昔ながらの酒屋さんで特級ボトルがまだ探せばたまに見つかった時代の収穫品です 是非お試しください

¥1200


jagatkana at 23:00|PermalinkComments(0)

2014年01月03日

明けましておめでとうございます 午年なので『特級ホワイトホース エクストラファイン』

画像2


明けましておめでとうございます

今年もジャガトカーナをよろしくお願いいたします

今年は午年、ということで馬ラベルといえばこれ!のホワイトホースのラベル画像で年始のブログをスタートです

また今月来月ぐらいでストック中のもの含め『ホワイトホース』関連のものを色々ご紹介しようと思ってますのでよろしくお願いします 

『特級グレンエルギン12年』
『特級70年代レアード ローガン』
『特級70年代ホワイトホース』  など・・・予定してます 


こちらのボトルは日本市場限定で確か20年ほど前までリリースされていた『ホワイトホース エクストラファイン』

画像1



このボトルの白馬がめちゃめちゃきれいで、このラベルの為にこのウイスキーをストックしたりしてました こんなきれいな馬が競馬場にでもいたら見とれちゃいますねー 他のホワイトホースのボトルは馬がロゴデザインのようになっていたり小さめだったりです こちらは特級時代のものですが、750ml詰め 760mlの『ホワイトホース エクストラファイン』は見かけたことが無いので最初期でこのボトルじゃないでしょうか?

 ホワイトホースの3大メインモルトといえばラガブーリン、クレイゲラヒ、グレンエルギンですがこちらはラガブーリンの要素を結構感じるスモーキーでとろっとした甘さ、レーズンも感じられる仕上がり またエルギンのモルティな感じ、樽由来の樹皮の渋さも少し感じられる重さのあるブレンデッドです
画像3


当時の経済誌の記事を見つけたんですが、「1994年に終売となり、後継として『ホワイトホース12年』をリリースした」とありますが、2000年過ぎてもちょいちょい酒屋さんでも見かけていた気がしますね 日本向けと言うことでかなり玉数があったんでしょうか?それに『ホワイトホース12年』はそれ以前、特級時代にも存在していたと思うんですが…もう少し調べてみますね 

ちなみにジャガトには特級時代以降の『ホワイトホース エクストラファイン』もございます
画像3

90年代ボトリングと思われますが、こちらもラガブーリン要素しっかりでオイリーでスモーキー ストレートだとモルトの厚みを感じます 甘くスモーキーでモルト好きの方におすすめの美味しいブレンデッド 
画像1

ハイボールにしてお出ししたりしてましたが、ストレートでもかなり美味しいですよ 

『特級ホワイトホース エクストラファイン』 ¥1000
『ホワイトホース エクストラファイン』 ¥800

どちらもおすすめです



jagatkana at 22:00|PermalinkComments(0)

2013年04月25日

『特級 サントリー インペリアル』&『カガミクリスタルのグラス』

画像1


お客様との話の中で、昔飲んで感激したウイスキー、ということをお伺いした『サントリー インペリアル』

ジャガトにはストックしてませんでしたが、そういえばあったなー、飲んでみたいな、と思い入手しました

10年近く前に終売となっていたようですね 実際、知ってはいたものの当時からサントリーのブレンデッドはジャガトでは『響』を主にお出ししていましたので仕入れたことはないです 

また、イメージとしては街場のバーにあるお酒というよりクラブ、ラウンジのキープボトル、またはホテルのバーラウンジなどに置いてある酒といった感じでしたので、飲んだことも無いかも、若しくはそういったお店に連れてってもらったときに飲んだことがあるかも、といった感じでした

ですが、調べてみると山崎の長熟原酒をたっぷりつかった美味しいウイスキーということで非常に興味が湧きましたのでなんとか入手することに・・・

今回は特級表示のものがいい状態で入りましたので、期待値いっぱいでテイスティングしてみましたが、美味い!オールドブレンデッドのスコッチから感じるまったりとしたフィニッシュの長いオイリーなウイスキー シェリー感もあり、また長熟であろうグレーンとの複雑な熟成香が何ともいえず美味です

インペリアル付属のパンフレットによると 

『サントリー・インペリアル。このウイスキーこそ、洋酒づくり八十余年のサントリーにして、はじめて醸し得る堂々の傑作といえます。

日本のウイスキーのふるさと、京都郊外の山崎峡で熟成をかさねたモルトウイスキーのなかから、
サントリーの伝統・良心・技術をかけてすぐれた品質を選び、ブレンドし、磨きあげました。

その豪華な一滴一滴の琥珀は、まさに名工の手づくりによる味わい深い芸術品を思わせる輝きです。

また、瓶(ボトル)は、ガラス工芸の国として有名なチェコスロバキアのなかでも、高級カットグラスを生産する西部地方の、いわゆるボヘミア・ガラスの伝統と製法を生かし、ひとつひとつ丹念にカッティングした工芸品で、
最高級ウイスキーを収めるのにふさわしい重厚な風格をそなえています。
手づくりのウイスキーをデキャンターで楽しむーーーー現代人にとって最も豪奢な憩いのシンボル、
サントリー・インペリアルを心ゆくまでお味わいいただきたいと存じます。』

とのこと

ボヘミアガラス云々とありますが、実はインペリアルのこのデキャンターボトルは日本が世界に誇るクリスタル、『カガミクリスタル』のもの 『カガミクリスタル』は好きなクリスタルグラスのブランドで実はショットグラスをいくつも持ってます 残念ながら、ジャガトではウイスキーのストレートはテイステインググラスでお出しすることがほとんどできれいなカットのこちらの『カガミクリスタル』、最近はあまり出番がありませんが・・・

けれど、実際この『カガミクリスタル』のショットグラス、持ち重りも最高、カットもきれい、お酒の映えるグラスだと思います そして、個人的にはジャガトを始めた頃、お金無かったんですが欲しくてちょっと無理して買ったグラス達なので最近出番が無いのが悲しい気もしてます・・・
画像1

こちらがジャガトカーナの『カガミクリスタル』のショットグラスコレクション達
画像2

カットもきれいです
画像3

こちらのグラスもカット、シェイプ、少しヴィンテージなブラウンスピリッツにぴったりだと思います

なので、今回こちらの『サントリー インペリアル』が『カガミクリスタル』のデキャンターであることもあり、『サントリー インペリアル』のオーダーは『カガミクリスタル』のショットグラスでサーブさせて頂こうと思います

また、他のウイスキーやラム、コニャックなどをお飲みになる場合でも、こういったタイプのショットグラスでのサーブをご希望の方は是非スタッフまでお伝えください よろこんでサーブさせて頂きます

・・・全く個人的な話ですが、ジャガトカーナを始めた頃の「超お金が無くて」、「超経験値が低くて」、でも「超やる気がある」時を思い出すお酒とグラスです なんとなく初心を再確認するタイミングだ、と思いました 

美味しいお酒をいいグラスでお出ししたい、といった開業当初からのスタンスを再確認させてもらった『サントリー インペリアル』『カガミクリスタル』、大事にお出ししたいと思います 興味をもたれた方は是非どうぞ

¥1400 







jagatkana at 16:00|PermalinkComments(2)

2012年11月14日

特級時代のジョニーウォーカー スイング

写真 12-03-21 20 41 42


かなりいい状態のオールドボトル、開栓しました

少し前に譲って頂いたオールドボトルのジョニーウォーカー スイングです

ジョニーウォーカーといえば、細長い四角のボトルを連想することが多いかと思いますが、こちらは底面が非常に独特なデザインで船が揺れても倒れないようにデザインされています そのため、軽くボトルの上を押してやるとゆるーく揺れ続け、飲みながらこれをやるとなんか楽しい、そういうボトルです

現在も生産され、大きな酒屋さんなどでも取り扱いがありますがこのボトルは現行のものよりかなり前につくられたものです 

免税店辛の流通のようで、日本の税制による特級や従課の表示がないためはっきりとした生産年代が分らないのですが、キャップが90年代以降のもの(アザミを模したもの)ではなく、70,80年代頃のスイングのボトルキャップ(斜めにswingと描かれている)ですのでコールドベックが輸入していた70年代、もしくは80年代前半ごろの特級表示のものと同時代頃ではないかと思います

1985年発行のザ・ウイスキーに掲載されているのはこのボトルと同型、またスコッチオデッセイさんで1975年と掲載されているボトルも同じに見えます で、89年発行のある本には現在と同じアザミのキャップが掲載されていますので・・・

70年代頃のジョニーウォーカーはオールドブレンデッドの中では飲む機会も多いですね コールドベックの輸入によるジョニ黒などかなり美味しいです 

で、こちらも期待通りの美味しさ・・・、というかめちゃめちゃいい感じです シェリー感、スモークもしっかり感じる重ための味わい、かなりモルティ 黒糖をなめた感じの濃い甘さと少しの苦さ、樽の香り、スパイス、・・・正に美味しいオールドボトルの典型 ひねた感じもほとんどなく素直に美味しいです キーモルトはなんでしょう?はっきりと判る資料が無いのですが、モートラックの要素が結構ある気がしました  90年代頃流通していたG&Mの15年、21年を思い出すフレーバーを感じたりして・・・また、ローズバンクも多く使われているそうです

少しこもったスモークの中から甘いシェリーの要素やカラメルの香りが広がってくる感じ、個人的に大好きなウイスキーの味わいの一つです

おすすめのオールドブレンデッド、ジョニーウォーカー・スイング  ぜひお試しください ¥1000
 

追加・・・ちなみに特級時代のジョニ黒もいくつかストックしてるのですが今開栓しているのはほぼからっぽ・・・なので、近々他のボトルを持って来ようかと思っています
写真 12-03-22 1 42 35

ちなみに今置いてあるボトルはこんな感じ
写真 12-03-22 1 44 00
 
従課税適用の文字がある70年代輸入のジョニ黒です

 



jagatkana at 19:00|PermalinkComments(0)

2012年07月05日

ニッカウヰスキー 〔1号ポットスティル〕特級

写真 12-03-14 2 21 29


少し前にポットスティルの記事ポットスティルの話とスコットランドのポンド札の話 をアップしましたが、その時に持ってなかった『ニッカウヰスキー 〔1号ポットスティル〕』を入手しましたのでご紹介します

まさにポットスティルの形のボトルです ニッカの第一号のポットスティルを模しているということで、以前から欲しかったボトルの1つでした

1936年に出来た余市蒸留所で使われていたニッカの記念すべき第一号のポットスティルを再現しています 結構細部まできっちりとつくられていていい感じです
写真 12-06-22 1 32 09


中身は1974年発売のキングスランド 特級表示、80年代後半までの従課税適用の時代です 
写真 12-06-22 1 32 23
  

同じボトルが余市蒸留所の試飲コーナー近くにも展示されています 

キングスランドはニッカ創立40周年の記念につくられたそうで、余市原酒のしっかり入った香りのいい重厚な味わいなウイスキーだそう・・・実はまだ開栓してないので確認していません・・・が、劣化していなければ絶対に美味しいウイスキーだと思います 興味のある方がいらっしゃり次第、開けてみたいと思ってますので是非どうぞ! ¥1000

***開栓しました! 柔らかい舌触り、甘い麦芽のフレーバー、長い余韻、と古いウイスキーの良さがばっちりの美味しいウイスキーです 少しねっとりと舌に残る甘さが非常に心地いいですね 個性派というより、バランスのとれたクオリティの高いウイスキーです おすすめですよ



jagatkana at 01:17|PermalinkComments(0)

2012年02月12日

ロッホサイド1991 コニッサーズ& DYC ウイスキー

写真 12-01-24 20 42 34


昨年、長熟物のリリースが相次ぎ気になっていたロッホサイドです 1981ビンテージが何種もでて、どれも結構評判が良かったですね

30年近い長熟のものは値段も結構しますし、なかなか目を向けてもらいにくいマイナー蒸留所ということもあっておすすめしやすいのを探していました

で、かなり久しぶりにG&Mのコニッサーズチョイスから19年ものを買ってみました 

ロッホサイドは、なんと昨年改訂版の出たマイケルジャクソンのモルトウイスキーコンパニオンからは蒸留所の項目自体消える!という可哀そうな目にあっていましたね 

1957年操業開始ですが、1973年にはスペインのディスティレリアス・イ・クリエンサ社が買収 ただ、運営はマクナブディスティラーズ社が一貫して行っているらしいです 

スペイン向けにバルクで輸出され、ブレンドウイスキーとして、また10年もののモルトウイスキーとしてスペインで出荷されることがメインの蒸留所みたいで、他の地域ではあまり目にすることのない銘柄だったと思います

80年代に休止されたと思っていましたが、完全な休止は92年とのこと 2005年には蒸留所も取り壊されたとのことです

ちなみに、このスペインでリリースされているブレンデッドウイスキー、ディスティレリアス・イ・クリエンサ社の頭文字を取ってDYCウイスキーというのですが、実はジャガトに置いてます(全く売れませんが)

写真 12-01-30 20 27 29


昔、バルセロナに行った時にも見かけました それもスペインのデパートといえばここ、の
EL CORTE INGLES にあったものなので実際スペインでポピュラーなものなんでしょうね 

ただ、DYC社のサイトを見ると、セゴビアに蒸留所があるようですし、ラベルにもセゴビアで蒸留、熟成、ボトリングと書かれているので、ロッホサイドの原酒とセゴビアの原酒をブレンドしているんじゃないかと思われます 

ロッホサイドの原酒も今はつくられることありませんので、現在はセゴビアでモルトも製造しているのだと思われます ラインナップもピュアモルトや8年熟成などいくつもリリースされているようです スペインのシングルモルトとしてDYCシングルモルトが掲載されている本もありましたので、現在はセゴビアの蒸留所をメインで操業しているのかもしれません

80年代も操業は不定期のようですので、今後ボトラーズからのリリースも段々減ってくると思われます 個性派、というわけではないのですがフローラルで柔らかい甘さを感じるモルトです 
加水タイプの43度詰めですので、軽く、でも飲んだこと無い銘柄をご希望の時などいかがでしょうか?


ロッホサイド1991−2011  ¥900

DYC     ¥600



 








jagatkana at 22:14|PermalinkComments(0)

2011年10月14日

GLENFIDDICH 8Y UNBLENDED JUG 〈70年代モルト〉 &コルク劣化のウイスキーをどうにかする方法

DSCF6240


お客様からの頂き物、貴重なGLENFIDDICH 8Y UNBLENDED JUG グレンフィディックの70年代に出荷されていた8年ものセラミックデキャンタです 後述しますが、熟成感とクラシックなウイスキーの魅力一杯のいいモルトでした

今日はこのフィディックに絡めてのお話を少々・・・

お店でよくお客様から聞かれる話が「未開封のほっときぱなしのウイスキーは飲めるか?」ということ・・・

ご実家などに、お歳暮や旅行土産などでもらったものの飲まずじまいで何年、何十年おきっぱなしのウイスキー、結構あるんじゃないでしょうか?で、たいがい言われるのが

「もう飲めないよね?」「飲んだらヤバいよね?」

聞かれた場合、僕がお答えするのは「保管場所、保管状態がよければ全然おいしく飲めますし、そうでなければ飲まない方がいいですよ」ということ で、大概が押し入れやタンスの中などに置いてあることが多く、保管状態としては全然問題ない場合が多いです

 また、強い濁りやひどい液面低下(肩口よりももっともっと下の方とか)がある場合も飲まない方がいいですとお伝えしています 一概には言えませんがお歳暮とかだといいオールドものが結構あるので、捨てたりせずに是非飲んでください!と伝えますね

但し、長い保管の為コルクが乾燥していることが多く、そのまま開栓するとコルクがちぎれて抜けなくなったり、液体の中に落ち込んでしまったりします 飲んでもまあ大丈夫なんですが見栄えもわるいですし、そのまま置いておくとコルク臭がお酒に移ってよくありません なので、開栓の際には要注意ですね 

で、つい先日もその話になり、話の流れでお客様のご実家に眠っていたウイスキーを何本も頂けることになりました

その中でも、特に良かったのが今回ご紹介の "GLENFIDDICH UNBLENDED 8YEARS" です 

現在オフィシャルの一番短いヴィンテージで12年、以前のピュアモルト表記やオーバーエイト表記スペシャルオールドリザーヴ表記のどれも8年前後熟成とされていますので、そのあたりと同ランクと思われます UNBLENDEDというのも昔ぽい表記ですね オールドボトルのラベルにはたまにシングルモルトと同義で使われています 

香りは軽いシェリー(カラメル)、麦芽、熟成感 現行品にある強いフルーツ香(洋梨、りんごなど)はあまり感じません ピート香も薄くですが感じられます 軽口ですが少しオイリーで舌には結構長くフレーバーが残ります  滋味のあるクラシックな風味のスペイサイドモルトといった感じでしょうか 実際、現行の12年よりも熟成感を強く感じました 美味しいですねー 

古いウイスキー、特にジャグ(陶器瓶)のものは状態が開けてみるまでどうかわからないギャンブル的な性格があります
液面が低下してアルコールが揮発している場合もありますし、劣化が激しい場合もありますが、外から見えないのでいつもドキドキしながら開けることになります 
今回のものは、コルクが乾燥していたためぼろぼろになったのと、若干滓的なものが目立ったので濾過しましたが、味的には全く問題なく美味しく楽しむことができました

で、今回コルクがぼろぼろになった古いウイスキーの美味しく飲む方法として、フィルターをかけたりコルクを除けたりの際の工程を写真に撮りましたので少し御紹介します

DSCF6231
 
掃除した後の写真ですが、この口の周りにコルクの欠片がこびりついた状態でした とりあえずコルクをナイフでそぎ落とします 取れるものは手にとり、無理なら瓶の中に落とし込んでいきます そのあとアルコールで口の周りを洗浄しました

DSCF6237

まずは茶こしで粗くこしていきます コルクの欠片が茶こしにたまって行きます
DSCF6227

こんな感じです

DSCF6238

次にコーヒーメーカーのペーパーフィルターで濾していきます これを何回か繰り返していきます ちなみにペーパーフィルターでのフィルタリングは実際のウイスキーのボトリングでも行われている濾過法です 
3回ほど濾過した状態 滓も無く、透明感のあるきれいなウイスキーの状態です
DSCF6241

これを空いているボトルに注ぎ直します 今回は換栓が付属してましたのでこれを附けて完成 
DSCF6244

こんな感じです ちなみにガラス瓶の中に大きいコルクが落ち込んだ場合は、さらしなどを中に入れそれにコルクをのせてゆっくり引っ張り出します これもコツはいるのですが慣れると簡単ですよ


jagatkana at 01:17|PermalinkComments(2)

2011年09月24日

ブラック&ホワイト 特級オールドブレンデッドスコッチ  

DSCF5835


こちらは、割とメジャーな銘柄”ブラック&ホワイト”の特級表示のオールドボトルです

760MLで詰められていますので、70〜80年代に出荷されたものだと思われます

ブラック&ホワイトは、ブキャナン社によってつくられるブレンデッドで、ブキャナンといえば、”ロイヤルハウスホールド”なども有名ですよね 現在も¥20000以上するハウスホールドに比べ、ディスカウントの酒屋さんでは¥1000を切ることもある廉価ウイスキー、”ブラック&ホワイト”ですが、この特級ボトルはそれとはかなり異なる味わいです

一言で言って、美味い! モルト比率も非常に高いと思われます もともと、ライトタイプのスコッチとして生産されていたイメージでしたが、現在の低価格のウイスキーの軽さとは全く異なります モルトの豊潤な香りと、ひっかかりのないスムースな飲み口、また程よいピート香が感じられます 単純に”いいウイスキーだなー”と思いました 
原酒として判っているのはダルウィニー、グレンダラン、クライヌリッシュ、 アバフェルディー・・・・つまり、上質のハイランドモルトがたっぷり入っていると考えていいと思います

こちら以外にも、10年ぐらい前に買い込んで私物としてストックしていた古いブレンデッドウイスキー、お客様とのやり取りの中で最近また色々開栓してます

オールドのブレンデッドは、開けてみるまで当たり外れが判らないものも多く、もともとそれなりだったものもありますし、保存の状態によっては経年劣化しているものもありますね 

多いのは、”ヒネ香”のある場合で、まあ古いシェリーや古酒の日本酒などでも感じることのあるあの香り・・・原因としては、着色に使われたカラメルの劣化が原因だとか まあ、個人的にはあの香りはそんなに嫌いなわけでは無いのですが、ウイスキー本来の味か?というと違うのではないかと思っています

もちろん、このブラック&ホワイトからは"ヒネ香”は感じませんし、劣化を感じる部分もありません 古いブレンドウイスキーの深い味わいを知っていただくのにいいサンプルでもありますので、普段モルトウイスキーをお飲みの方にも是非試していただきたいと思います ¥1000




jagatkana at 01:53|PermalinkComments(0)

2011年04月13日

ラオスのウイスキー champa

DSCF5756

少し前に、ラオス土産ということでお客様に頂いた怪しいウイスキーをご紹介します 

辺境・・・といいますか、よく知らない地域のお酒を見つけたり、こんな場所で?こんなお酒?というものをみつけたりすると、ものすごくテンションが上がるタイプなので、こういう頂き物はほんとありがたいです 

最近だとアルメニアのザクロワインやブランデー、レバノンのパスティス系リキュールなども頂きましたが、どれも味わい深いお酒でしたよ


こちらは謎のウイスキーということで色々ネット等で調べていたのですが、結局詳しいことが判りませんでした ラオスのウイスキー、champaです


champaというのは、今のベトナムあたりにあった王国の名前だと思うんですが、ラオスのあたりもその領土だったんでしょうか?

ラベルを見ると

premium blended whisky from vatted malt scotch whisky and grain spirit of highest qualityとあります

”高品質のグレーンとスコッチモルトウイスキーのヴァッテッドによるプレミアムブレンドウイスキー”だそうです 読んでみて、スコットランドから原酒モルトを輸入して、ラオス産のグレーンとブレンドしたのかな?と思いました このパターンはウイスキー作りがあまり盛んでないところで良く行われますね 

しかし、下には distilled,blended and bottled in laos の文字が・・・ 蒸留、ブレンド、ボトリングをラオスで行ったと書かれています

蒸留?と、思いましたが恐らく上に書いたとおりで、グレーンのみ蒸留したのかな?と思います 

アジアなどのお酒のラベル表示に関しては、ヨーロッパなどと比べると曖昧で判りにくいものが多いですね 

ボトルは、ジョニーウォーカーのような形をしていますが、同じ形のタイ産ウイスキーをいくつか買ったことがあります 東南アジアでは特にジョニーウォーカーのシェアや人気が凄いので、形を真似たものが多いんじゃないかと思っています

テイスティングした感じ、やはり暑い地域で消費されるのにぴったりの軽いフレーバーのウイスキーです ホワイトスピリッツのような刺激のある口当たりのあと、カラメル香を感じます デメララの軽めのゴールドラムにも似た、少しスパイスを感じるフレーバーです  こういうウイスキーの楽しみ方は、がっちり氷を入れて冷やしたグラスでハイボールにして、暑い日なんかにぐびぐび飲むといいと思います なんといっても、ラオスのウイスキーなんて、飲む機会そうそう無いですからね

 頂き物ですので、お試しになりたい方にはおすそ分けで試飲して頂けますので、興味あるかたはおっしゃってくださいね




jagatkana at 22:44|PermalinkComments(0)

2009年06月26日

アイリッシュウイスキー WILD GEESE

DSCF3263

アイリッシュウイスキーのご紹介はブログでは初だと思います 当店ではアイリッシュはスコッチの陰に隠れ、オーダー頂くことも少ないです 飲んでみると美味しいウイスキーだと気付いていただけると思うのですが・・・
お客様に”おすすめのアイリッシュ”とオーダーいただいた場合によくおすすめするのはレッドブレストやグリーンスポット、カネマラなどの銘柄になります このうちカネマラというのはスコッチタイプの2回蒸留によるウイスキーでピート香もあります
(通常のアイリッシュにはピート香はないです)このカネマラをつくっているクーリー蒸留所の原酒でつくられたのが、今回
ご紹介するワイルドギースです  
最近大がかりなリリースが始まったのでしょうか?以前は安価なブレンデッド系のもの1種を見かけるだけでしたが、ブレンデッド、シングルモルト、リミテッドなど数種みかけるようになりました
味わいも林檎や洋ナシの甘い香りと麦芽や蜂蜜のニュアンス、アイリッシュ特有のとろっとオイリーな舌触りが心地よく食後にぴったりのウイスキーだと思います ジャガトおすすめアイリッシュウイスキーの仲間入りになると思います

余談ですが、アイルランドには現在3カ所しか蒸留所がなく、このクーリー蒸留所はジョン・ティーリングという企業家によって1987年に稼働開始した1番新しい蒸留所です クーリー原酒を使用した銘柄は現在たくさんあり、樽売りなども積極的にやっているようです 新しい蒸留所としては成功しつつあるケースだと思います 初代蒸留所長は昨年までアラン蒸溜所のマネージャーを務めたゴードン・ミッチェルです
クーリーはアイリッシュとしては唯一のピートで乾燥させた麦芽を使用し、ポットスチルで2回蒸溜するシングルモルト『カネマラ』を開発し、話題となりました 蒸留所の開設やビジネスの話など興味深い話が色々ある蒸留所なので、興味のあるかたは“クーリー””アイルランドの企業家”で検索してみてください 

ジャガトにはワイルドギースの他にもクーリー原酒のアイリッシュは、コネマラ、ミラーズ、ティルコネル、リムラックなどございます ぜひ飲み比べてみてくださいね
ワイルドギース ¥1000

jagatkana at 01:38|PermalinkComments(0)
Shop Info.
Recent Comments
Japanese or English