2017年03月30日

『カリスト I 110° P.1.2’ 1846.4” 9年 2007』

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『カリスト I 110° P.1.2’ 1846.4” 9年 2007』

最近リリースが始まったボトラーズ、スコッチユニバースのボトリングになります

スコッチユニバースのこのシリーズはボトルに蒸留所名を表記しない、というボトラーズによくあるスタイルをとっていますが、ボトル名の後に続く座標軸のような数字列にそれぞれ意味があり、蒸留所名だけでなく、原酒のデータもこれで分かるようになっています 暗号の解読みたいで結構面白いです

この『カリスト I 110° P.1.2’ 1846.4” 9年 2007』で説明しますと、カリストは衛星の名前、ここは星の名前が付くこともあります ちなみにカリストは木星の4つのガリレオ衛星の一つだそう

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次の I はバッチ1の事だと思います 110° は熟成月数 110か月なので9年と2か月ですね  
P.1.2’のPはピーテッドタイプ、アンピーテッドの場合はU、ライトピートはLP、ヘビーピートHP
次の1はバーボンカスクで2だとシェリーカスクだそうです そのあとの2は何回目のフィルかということ、なのでこのカリストはセカンドフィルですね 次の1846は創業年で、次の4という数字は地域ごとにつけられた数字でアイラを意味するそう 1はハイランド 2はスペイサイド 3はローランド
5はアイランドだそうです 面白いですね

これで、ほぼ100%蒸留所名が分かる仕組みになっています で、このカリストはカリラだということが分かりますね 蒸留所を明記しない契約でもこの方法ならほぼ正解を突き止めるのが可能ですし、数字列、というのもなんとなく暗号ぽくてかっこいい気がします

なので、今回買ったのはこのカリストだけですが他のリリースのものも自分にクイズ、といった感じで解読したりしてみました


カリラのボトラーズリリースは最近ほんと少ないですね 蒸留所の方針で樽を自社で確保してるとか原酒不足とかいろいろ聞きますが、一昔前はアイラの中でも比較的ボトラーズのバリエーションが多く、コスパのいい蒸留所のイメージがあったので時代が変わったんだな、と感じます

インポーター資料より

『蒸留年 2007 ボトリング年 2016
カスクタイプ…バーボンホグスヘッド
香り…力強いピート感、洋梨コンポート、石炭、バニラ香
味…ピートスモーク、スモークベーコン、キャラメルプリン、シトラス、タイム
フィニッシュ…とても長いピートのドライ感、蜂蜜の香り
色…パステルゴールド』

短熟バーボンのカリラらしいスパイシーでピーティな味わいなんじゃないかな、と思います

少し前ご紹介の『CAOL ILA 1993 21年 シェリーバット #11144 SHINANOYA FOR BAR CAOL ILA』は、長熟シェリーで、こちらもおすすめですが、『カリスト』は短熟、バーボンカスクということで、方向性としては真逆のようなつくりになっています 飲み比べてカリラの多様性の中の二つを感じていただくのも面白いかな、と思います ハーフショットでのテイスティングもぜひどうぞ

¥1100



 








jagatkana at 01:00│Comments(0)モルトウイスキー 

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