2016年07月

2016年07月26日

『ラガヴーリン8年』200周年記念ボトル

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ラガヴーリンのバイセンテナリー記念のスペシャルボトルです 200周年だけに、長熟やカスクストレングスなどをリリースするのかと思っていたのですが、意表をついてまずは8年熟成が4月ごろにリリースされました 
現在、アイラフェス向けに18年がリリースされ、またそのうち25年が200周年記念のシリーズとしてリリースされるそうで、今回の8年はエントリー的なリリースなんでしょうか? 

ある程度ボトリングされてるみたいですが、日本には少量ずつ入荷、即完売という感じです ただ、短熟のわりに値段も高く、10年以下の若いモルト原酒を個人的にあまり好まないこともあり、購入を控えてたんですが・・・ま、記念ボトルでもありオフィシャルのラガヴーリン、一本は買っておこう、ということで仕入れました ラガヴーリンは個人的に好きな蒸留所のベスト5に入りますし、『ラガヴーリン16年』はこれまで一番飲んだウイスキーの一つじゃないかと思いますんで

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もちろん、8年熟成のリリースにも意味があって、これは19世紀末に「英国のウイスキー蒸溜所」を記したアルフレッド・バーナード氏がラガヴーリン蒸溜所を訪れた際に8年物のサンプルをテイスティングし、絶賛した故事にちなむそう 

リフィルのアメリカンオーク樽のみで熟成、アルコール度数は48% 非常に淡い色でいかにもヤングアイラ、といった感じですね やはり麦芽っぽい甘い香りとスモークが強く感じられます ミント、潮、バニラ、魚介のハーブマリネのような爽やかでオイリーな香り、味わいがあります ラガヴーリンの他のオフィシャルにみられるようなフルボディ、ハチミツ、しっかりしたスモークとオイリーな余韻の長さ、というのにはちょっと弱いかも ま、若いアイラの感じはやっぱり強くてスピリッツ的なニュアンスもあるので、手放しでおすすめ、という感じでもないのですが、200周年、ということでアイラファンの方は一度飲んでおいてもいいんじゃないかと思います 

¥1150

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また、以前ご紹介の『ハイスピリッツ ラガヴーリン8年』もまだまだありますので、飲み比べてみていただいても面白いかと思います ¥1000

 




2016年07月17日

『エル・ロン・プロフィビド ハバネロ 12年』『E' Proibido Proibir』

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面白そうでボトルデザインもレトロ感が好みのラムが入荷しました 情報があまり無かったんですがジャケ買いです



メキシコのラムで「禁断のラム酒」を意味する『EL RON PROHIBIDO HABANERO』

ソレラシステムによる12年熟成品でブドウを陰干しして水分を飛ばして糖度を高めた干し葡萄から作る甘口のレーズンワインの空樽で熟成、ということですがこれはペドロヒメネスかモスカテルのシェリーの空樽とかでしょうか?

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18世紀、スペインからアメリカに航海する船には樽に入った甘口のワインが運ばれ、その空き樽にメキシコ産のラムを詰めていた名残りを再現したもの、と書かれています これはスコッチなどでもそうですが、当時は色々な場所の蒸留酒がこうやって運ばれ、熟成され、意図しない味わいに生まれ変わったりしていたんでしょうね 

ラムのサイト名では賛否両論 かなり甘口シェリーよりの甘みを感じる仕上がりになっているようで、そこで好みが分かれているようです ポートぽいとの意見もありました 未だ飲んでないのですが、甘口シェリーカスクのモルトウイスキーが大好きな僕的には口に合うんじゃないかな、と思っています なので、そのあたりがお好きな方にはどんどんお勧めしたいですね

話が全然変わって音楽ネタ・・・スペイン語、勉強しなくなって相当経ちますで、単語もかなり忘れちゃいました といっても、元々ぺらぺらっと喋れてたわけじゃないんですが・・・ですが、今回ご紹介の『EL RON PROHIBIDO HABANERO』のPROHIBIDOは未だに覚えてる単語 大好きなブラジルのアーティスト、カエターノ・ヴェローゾの曲に『E' Proibido Proibir』禁止することを禁止する、というのがあったからです カエターノの曲はポルトガル語なんで若干綴りは違いますが、意味はもちろん一緒 軍事政権ににらまれて逮捕されジルベルト・ジルと亡命してた頃のめちゃめちゃ尖ってた頃のカエターノの曲 バックはムタンチスで60年代位末の少しサイケなロック感があってかっこいいです 90年以降のハイセンスでエスタブリッシュで、といったカエターノの音楽も大好きですが、この頃の熱い感じも好きです もともと、『禁止することを禁止する』はパリの五月革命のスローガンの一つだったそうで、音楽、アートが政治と関わりあって、それがいい緊張感として作品にフィードバックされていたんだろうな、と思います



これは当時の状況のニュース映像なんかと合わせたクリップ風の動画 ライブもyoutubeにありましたが、なんとなくこの動画が気に入ってこちらを貼りました  



それとこちらは、昨年カエターノと同時期亡命していたジルベルト・ジルが一緒にツアーを行った際の動画 二人ともこのとき72歳だそうですが、かっこいい大人でかっこいいアーティストてこういうことだな、と考えながら見てしまいました このときの動画も色々アップされていてちょくちょく見てしまいますがやっぱり、いいですね

今回も酒の話とは全く関係ない話に脱線しました ま、このブログはこんなスタンスでやろうと思ってますので
興味ある方はじっくり、お酒の話だけでいい方は前半だけざっくりどうぞ 

でも、『エル・ロン・プロフィビド ハバネロ 12年』  『E' Proibido Proibir』どちらもおすすめです

2016年07月15日

『ロッコロ ローズマリーノ』『ル プティ アルザシアン』

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今月入荷のチーズ、2種まとめてご紹介


まずは画像右

『ロッコロ ローズマリーノ』

ロンバルディアでつくられるウォッシュタイプのハード『ロッコロ』にローズマリーをたっぷりまぶして熟成

ロンバルディア北部のタレッジョ渓谷でのチーズ生産にこだわり続けているカザリゴーニ社の新しいチーズとのことです 品質の高い原料乳を使用し、表皮にローズマリーをつけて1ヶ月熟成させたハードチーズ ローズマリーの香りをしっかりまとったコクのある味わい 生地はなめらかな舌ざわりで、ミルクの甘みと酸味のしっかりしたバランスが感じられます



もう一種、画像左ははアルザス圏でつくられる小ぶりでマイルドなウォッシュチーズ

『ル プティ アルザシアン』 フルーティな白ワイン、同じアルザスのゲヴュルツトラミネルやピノ・グリに合うそう クリーミーで食べやすい、けどしっかりとしたコクのあるウォッシュチーズです

どちらもチーズの盛り合わせA,Cにてお楽しみください



 





jagatkana at 00:58|PermalinkComments(0)チーズ 

2016年07月09日

『ジムビーム デビルズカット』『ジムビーム ダブルオーク』

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正規品として今週発売になった『ジムビーム デビルズカット』『ジムビーム ダブルオーク』のご紹介

まず数年前から流通していた『ジムビーム デビルズカット』ですが、ボトルデザインも変わりました デビルズカットの意味ですが・・・メーカー資料によると

『ウィスキーの熟成中に蒸発して失われてしまう分を“エンジェルズ・シェア”(天使の分け前)と呼びますが、熟成が終わり樽からウィスキーを出した際に樽に残ってしまう分を“デビルズ・カット”と呼びます 今回リリースのジムビーム・デビルズカットは、同蒸留所が特許をもつユニークで特別な方法を用いて抽出されたバーボンとジムビームの6年物とをブレンドしてボトリングされる、強いオークの香りとバニラのフレーバーを持った芳醇なバーボンです 特別な方法とは…厳選したジムビームの空き樽に水を満たし、樽からフレーバーを引き出すため機械的に動かします 樽から充分にフレーバーを引き出した液体は、時間をかけバーボンのバランスを高める仕上がりにされます』とのこと

空き樽に浸漬したウイスキーを水を入れて抽出し、これを度数調整の際の加水などに使用した、ということでしょうか?樽成分がしっかり味わえる面白い仕上がりになっています 

初見のときは、キワモノぽいなー、という印象で手を出さなかったんですが、飲んでみると重みのある口当たりと樽香、バニラ香の甘いフレーバーも強く、バーボン樽の特徴をしっかり味わえる仕上がり 美味しいです 甘い香りのバーボンの気分のときにはおすすめです


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こちらもニューリリースの『ジムビーム ダブルオーク』 通常のジムビームと同じ4年間の熟成の後、さらに通常使用する樽よりもさらにチャーのレベルを上げて造られた新樽に詰め、3から6ヵ月入れて熟成 なので、表記が
『KENTUCY STRAIGHT BOURBON WHISKEY FINISHED IN OAK』となっています

チャー強めの新樽で寝かせることでキャラメル香やリッチなコクのある風味が期待できると思います

ウイスキー業界はスコッチ、バーボン問わず最近は自然に任せた熟成だけでなく、色々なパターンで熟成感や風味、フレーバーの複雑さ、コクなどを出すようにしていますね 賛否両論、というか作為的な感じを強く感じる商品もあって、複雑な気分もあるんですが、面白い仕上がりや、素直に美味しいと思うものも結構あって今回のジムビームの変わり種2種もコスパ含め、ありだと思います 大手によるこういった新しい切り口というのは、今後もいろいろ出てくるんでしょうね 僕は本来、割と原理主義なとこがあるんでクラシックにつくられたウイスキーにより愛着を感じてしまいますが、ある意味必然的に新しい技術も必要なわけで美味しく面白く飲めるウイスキーがこれからもリリースされていけばいいな、と思います

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この画像、なんだと思います?

ジムビームの記事書いて思い出したストック品、めちゃめちゃ重い消防士のヘルメットのデザインボトルの中にジムビームが詰まったものです 20年以上前に購入したんですが、リリースはそれよりも前だと思います 僕が知る限り、一番ばかばかしいデキャンターボトル、普段邪魔なんで棚の中にしまい込んでますが、今回引っ張り出してきました 箱も含めストックしてますので近々記事にしてアップしようと思います

jagatkana at 17:00|PermalinkComments(0)バーボン 

2016年07月07日

『ヴァンデルギンスト・アウトブライン』

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Brouwerij Omer Vander Ghinste  オメール・ヴァンデルギンスト醸造所で120年変わらない製法で作られるというレッドビール ラベルもオールドファッションでいい感じです 

オメール・ヴァンデルギンスト醸造所は西フランダース地方Bellegemという町にある1892年創業の伝統ある醸造所です 以前はボッコル醸造所といっていたそうです 

『ヴァンデルギンスト・アウトブライン』は伝統的なレッドビール、落ち着きのあるマホガニー色で、カラメルと香ばしい麦の味わいに加えランビックのようなさわやかな酸味がバランスよく調和しています 燻製料理や肉料理との相性がとても良いそうです 個人的にも一頃よりレッドビールをあまり飲まない時期があったんですが、最近レッドビールを選ぶ機会が増えてきてます ウイスキー好きの方にもおすすめですし、もちろんベルギービールラバーの方には是非お試しいただきたいです



2016年07月02日

『ポートアスケイグ 100プルーフ 』

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かなり前に『ポートアスケイグ17年』をラインナップしていた時期がありましたが、『ポートアスケイグ』ブランドの入荷はそれ以来になります

『謎?のモルト port askaig 17years  ポートアスケイグ』

過去記事にも書きましたが、ポートアスケイグとはアイラの海峡の名前で、すぐ近くにはカリラの蒸留所があります・・・ので、おそらくこちらのボトル、中身はカリラではないかと考えているのですが・・・どうなんでしょうか?

カリラのボトラーズリリースが激減して数年です 一時はアイラモルトの中ではボトラーズリリースで手に入れやすいウイスキーだった時期もあった気もしますが、最近はさみしい感じが続いていますね

こちらはテイスティングノートとかを見るとちょっと今回のボトリングはアードベッグぽいのかもな?とも思いますが、まだ未飲です こういったタイプ(蒸留所名の明かされていないもの)は、皆さん飲みながらあれこれ想像してみるのも楽しさの一つじゃないかと思います 

インポーター、テイスティングノートはこちら

『イングリッシュ・ハイプルーフでボトリングされ、スモーキーさと力強さ、そしてフルーティーさを兼ね備えた、いち押しのアイラモルトです 香りは薪で焼いたハムステーキ、岸壁に打ちつけられたブリニーな波、そしてレモン、オレンジ、パイン 味は強めのピートスモークとアップルシナモン、ミルクコーヒー、チョコ、リコリスの絶妙な甘み』

57,1%でボトリングされてます ストレングスタイプのアイラウイスキーがお好きな方にはぜひおすすめです

コスパも最近のアイラの高騰ぶりを考えるとかなりいいです もちろん、長熟タイプではないですが、こういったおすすめしやすいボトルがもっとリリースされたらな、と思います ぜひどうぞ

¥1100



 

2016年07月01日

『アベイ ド シトー』

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最近気に入っている『アベイ ド シトー』です なめらかでクリーミーですが、しっかりとコクがあり、香りも素晴らしい 癖の強すぎないマリアージュしやすいウォッシュチーズだと思います

名前の通り、シトー派の修道院でつくられるウォッシュチーズ 1925年から、シトー派の修道士の手によってつくられ続けてきた由緒あるチーズです 長い間、現地での消費分しか生産されていませんでしたが、やっと入荷ができるようになりました 洗われた表皮は香ばしく、生地はなめらかな口溶けです 蜂蜜をおもわせるようなまろやかなコク、ほのかに松の実に似た香りを余韻に残す繊細な味わいは、すばらしいバランスに仕上がっています
(チーズ説明 画像はフェルミエさんHPより)

チーズ盛り合わせA,Cでどうぞ

jagatkana at 00:30|PermalinkComments(0)チーズ 
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