2012年07月

2012年07月25日

『フィーバーツリー プレミアム トニックウォーター』

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今回の記事、少し長めで読み難いかも…


少し難しい内容ですし、間違えた情報にならないようにと考えていたら、だらだらとした文章になりました 興味のある方、読んでみて下さい


以前より海外で人気のトニックウォーターが輸入される、との話が出回っていて、非常に楽しみにしていた『フィーバーツリー トニックウォーター』 少し前に入荷していたのですが、色々と調べておきたいことがあり、ご紹介は遅れました


まずは、輸入元の資料よりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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「2004年、「フィーバーツリー」はロンドンで創業。世の中にはプレミアムジンが溢れ、こだわりのジントニックが作られているにも関わらず、これまでトニックウォーターには特別注意を払われてはいませんでした その状況を打ち破るべく、キナによる自然で本格的な味わいのトニックウォーターを発売 あっという間に30カ国に広がり、世界のベスト10レストランでまでも使われるほどに浸透しました

 そもそもトニックウォーターはキナの皮の抽出物・キニーネが使われ、マラリア予防として世界に普及しました しかし現在日本で消費されているトニックウォーターの99%は人工のフレーバーを添加したものです 「フィーバーツリープレミアムトニックウォーター」は人工甘味料・香料・保存料などを使わずキナによってトニックウォーター本来の味と香りを際立たせています お酒の味わいを引き立てるカクテル素材として最適なだけでなく、そのままでもソフトドリンクとしてお楽しみいただけます」

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ということです こだわってつくられた、ナチュラルなトニックウォーターということで非常に興味をそそりますね

このトニックウォーター、日本で話題になるポイントの一つはキナ抽出物が苦みのフレーバーとして使われているということだと思います 

よく言われることで、海外のトニックウォーターと日本のトニックウォーターは味わいが結構違う その理由がトニックウォーターの苦みの成分として「キナ抽出物、キニーネ」が入っているかいないかだ、ということです 
もともと、トニックウォーターの成り立ちにはキニーネが使われていて、解熱剤としての役割があったそうで、このキニーネ入りのトニックというものに興味を持たれる方も多くいらっしゃいます

キナという樹木の皮から抽出、精製されるキニーネはかつてマラリアの特効薬として使われていました その後、似た構造体のクロロキンやメフロキンなどの抗マラリア薬が開発され、キニーネは副作用が強いため代替されてあまり用いられなくなったそうですが、現在も解熱剤、または腰痛、こむらがえりにも効くという話もあって、海外では普通に買えるそうですし、ネットで販売されてもいます 

・・・しかし、日本ではキニーネは劇薬指定されていて、当然食品への添加は許可されていません 

妊婦の方にも悪影響があるとのこと・・・
あれ?それではこのトニックウォーターは危険な飲み物?劇薬が入っているの?などと思われた方いらっしゃると思います 
今回ご紹介が遅れたのは、この辺りの事をお客様にきちんとご説明して安心して飲んでいただきたいと思い、色々と調べごとをしていたからなんです


まず、キニーネと同じキナ皮から抽出される「キナ抽出物」というものは既存添加物として認可されているそうで、これは厚生労働省のホームページでも確認できました 
このキナ抽出物におそらく微量にキニーネの成分が含まれているんじゃないでしょうか 
また、このキナ抽出物の使用にも濃度規制があるので、こちらの『フィーバーツリー トニックウォーター』もその基準も満たしたものだと思われます 
こちらのキナ抽出物を使って、本来のトニックウォーターの味わいがしっかり感じられるように作られているのだと思います 
キニーネ=キナ抽出物のような表現も色々なサイトで見かけたので、この辺が判りにくかったんですが 輸入元がかなり厚労省と粘り強く交渉をして輸入にこぎつけた、との話も聞きましたし、きっちり認可されているものなので、安心して飲んで頂きたいと思います

そのままで、ジントニックで、とテイスティングしてみました

まずは冷やして、そのままでーーーー 

柑橘系(レモン)の爽やかなフレーバーがやや強いイメージ そして、全体的には柔らかい優しいトニックウォーターといった印象 苦みも感じますが、強調されてるわけではないので口当たりは柔らかいです


ジントニックでーーーー
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やはり爽やかな柑橘フレーバー また、ガス圧がそんなに強くないので口に含むとふわっと入ってくる感じ 刺激的な炭酸の爽快感よりは柔らかく口の中で旨みの広がる感じですかね

個人的な感想としては、キナ云々というだけでなく爽やかで柔らかいトニックウォーターとして、面白いなと思いました 
例えばジントニックだけでなく、ウイスキー、コニャックなどのブラウンスピリッツ等との相性もいいような印象です 

  
ただし、現在のジャガトのジントニックなどトニック系カクテルのレシピは僕自身も気に入ってますし、おかげさまで好んで頂いているお客さまも多い当店の人気カクテルの一つですので、通常はこれまでどうりのジントニック、トニック系カクテルをサーブさせて頂きます 

こちらのフィーバーツリー トニックウォーターを使ったジントニック、常にストックしているかどうか解りません(現在凄い勢いで売れてるそうですし)が、しっかりとそしてナチュラルにつくられ、世界の人気レストランでリストオンしている話題のトニックウォーターです 興味をもたれた方、まずは是非ジントニックでお試しください 現在、ある程度ストックしてますし、メニューにない時期にもストックあればお作りできますので、一言お伝えくださいね 

  











jagatkana at 22:50|PermalinkComments(0)エトセトラ | カクテル

2012年07月19日

『Highland Park Thor』 ハイランドパーク ソー 

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ハイランドパークのリミテッドエディション、ソーです

めちゃめちゃかっこいいデザインのディスプレイの中で風格たっぷりに鎮座するハイランドパーク ソー

『ヴァルハラ コレクション』というシリーズで、ノルディックにルーツを持つオークニー諸島のハイランド・パークが北欧神話をコンセプトに今後、年に一度限定でリリースするシリーズのようです

16年熟成のカスクストレングス 23000本、と思ったよりもたくさんボトリングされてます 

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箱もいかついです ケルトのデザインがかっこいいですね



今年初頭にはイギリスのウイスキーショップで販売されていて、見た瞬間、「欲しいっ!」と思ってんですが、このディスプレイのいかつさに「送料いくらとられるんだろ・・・」と思って発注ためらってました

なんと、最近正規に日本に輸入されることが判り、またあるバーマンの方との話の中でもかなりお勧めとのことでしたので仕入れることにしました 

ソー 「thor」とは、バイキング達に最も篤く信仰されていた北欧神話の軍神であるソー(トール)の名 

ハンマーひと振りで山を谷に変え轟かせる雷鳴で敵を震え上がらせたという軍神だそうです 北欧神話の本を読んだときに名前を何度も見ました 主神オーディンの息子ですね 

また、thorは木曜日 「Thursday」の由来で、「Thursday」というのは「thorの日」ということだそうです

ボトルロゴはソーが武器としていたハンマーがモチーフになっているそう、ボトルはロングシップ(バイキングが公開に用いた細長く、美しい船)をかたどった木製のフレームに収められています 

龍の頭が両側に模られてかっこいいですね 

子供の頃大好きだったアニメ「小さなバイキングビッケ」の船も確かこんな形だったと思います 

まだテイスティングしてませんが、昨年のリミテッドハイランドパーク st.magnus12years アールマグナス エディション2(まだ在庫あります)もかなりおすすめでしたので、今回も美味しく楽しめるのは間違いないですよ

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存在感たっぷりのこの軍神「thor」のボトル、是非「thorの日」、木曜日にでも飲んでみてください  ¥1600

  


2012年07月18日

新生姜のモスコミュール 夏レシピのジンジャーで

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四万十川流域で取れる新生姜を使ったフレッシュ感たっぷりのモスコミュール、今年もはじめました

通常、新生姜の時期以外は根ショウガをお使いしてまして、よりピリッとした辛みが美味しいこの根ショウガのモスコミュールも好きなのですが、新生姜でおつくりすると初夏というか暑い日によりピッタリ合う気がしますね

ジンジャーシロップは自家製のものを週に一度ほど仕込んでいますが、今回は夏バージョンということで少しレシピを変えてみました 

通常お使いする鷹の爪やクローブ、シナモン、カルダモン・・・等のスパイスに加え、実山椒とレモングラスを少し入れて仕上げています どちらも好きなハーブ、スパイスで料理にも個人的に良く使います 実山椒はちりめん山椒に、レモングラスはトムヤムをつくるときによく使いますね

特に実山椒は今年はたくさん仕入れては暇な時間に下ごしらえしてましたので、夏の間はこちらを加えたジンジャーエールをお出ししようと思います

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画像はまだ枝つきの実山椒 ここから大きい枝をぷちぷちっと除けていくんですが、この作業がかなり好きなんです 山椒の最高にいい香りを嗅ぎながらぷちぷち、ぷちぷち・・・

仕上がり的にはどうしても生姜フレーバーが強いんで山椒のあのフレーバーが全面に出てる、というわけではないのですが、レモングラスと相まってよりさっぱりとした味わいになっていると思います

新生姜の心地いいフレーバーたっぷりのさっぱりとしたカクテル おすすめですよ 



jagatkana at 14:00|PermalinkComments(0)カクテル 

2012年07月15日

『ラグニタス ア リトル サンピン ワイルド エール』

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カリフォルニアにある、可愛いブチの犬がトレードマークの醸造所、ラグニタス・ブリューイングからワイルドなビール、『ラグニタス ア リトル サンピン ワイルド エール』が入荷しました!


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ラベルも50'sのポスターやレコジャケみたいないい感じです 色の使い方もかっこいいです

2011年より正規輸入のはじまったばかりのブルワリーですが、すでにアメリカでは評価も高く、ストーンブルワリーと同規模までに成長しているそうです

そのラグニタスで造られる『ア リトル サンピンサンピン エール』をよりい力強くワイルドに仕上げたのが、今回ご紹介の『ラグニタス ア リトル サンピン ワイルド エール』

ベルジャン・ホワイト・インディア・ペールエールと呼ばれる、小麦を主体としたペールエールという特殊なタイプのエールになります 

ビア アドヴォケイト = A−、レイト ビア = 98 ポイントというかなりの高評価です

『野性的なフレーバーとネットリとしたオイリーで重厚な口当たり、小麦由来のクリーミィな風味は変わらず、やや塩を感じる喉越しは驚くほどミネラリーでモルトの凝縮した旨味と香ばしさ、ダシのような旨味も感じられ、美味しい要素がたっぷりと乗っています』とのこと

残り6本ほどですのでお早めにどうぞ! ¥1150




2012年07月11日

今年のカーディス到着! 『Laphroaig Cairdeas Origin 2012』

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ラフロイグのアイラフェス向けのリミテッドエディション、『Laphroaig Cairdeas』 『ラフロイグ カーディス 2012』がスコットランドより到着しました!毎年この時期僕も個人的にかなり楽しみにしているエディションです

ちなみに“カーディス”とはゲール語で“友情”という意味で、この蒸留所のオフィシャル会員制クラブ『フレンズ・オブ・ラフロイグ (Friends of Laphroaig)』にちなんで命名されたものです)

毎回テーマを変えてボトリングしているこのカーディス、レギュラーでリリースされているものとは方向性の違うものや、よりラフロイグらしさを強調したものなど面白く、楽しめるシリーズです

今年の『ラフロイグ カーディス』には『オリジン』というタイトルがつけられています

オフィシャルサイトの説明を読んでみて、自分なりに解釈したのですが13年から21年熟成の原酒と7年もののクォーターカスクを50:50でブレンドしたもの 瓶詰の度数の最後2ケタを今年2012年に合わせて51.2度にした、といった感じでしょうか?間違えてる可能性大なので、きっちり判った時点でここは修正しようと思います



ラフロイグのオフィシャルのテイスティングコメントをかなり適当に訳しました 

香り:濃縮したオレンジからビッグなピート、ほこりまみれ、へーゼルナッツ 青リンゴ、葡萄、フレッシュな草

味わい:白胡椒と素朴な泥炭の香り、塩と紫色のヒースからクリーミーなアプリコット、炭化した湿った木材へ



僕自身のテイスティングコメント 仕事前なので、ほんの少しだけ飲んでざっと走り書き

香り:ヨード、ピート、スモーク一体になって 柑橘(ネーブル)、酸味のあるリンゴ(青リンゴ)

味わい:若干オイリーで甘さとスパイシー 新生姜 ミックスフルーツのネクター ピート フィニッシュ長めで甘さと辛さが同時に続く

こんな感じです ラフロイグのサイトのコメントに影響された感、ありありですが読んだ直後なのですみません

ねっとりと長く口の中でピート、スパイシーさ、甘辛さが残る面白くて美味しいラフロイグです このフィニッシュの長さは熟成長めの原酒から来るものなんでしょうかね?

レギュラーのものとも趣が違いますし、昨年までのカーディスのどれとも性格の違うものです そして美味しい!

今回も目いっぱい買ったので暫くあると思います 是非飲んでみてください ¥1200

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また、これまでのラインナップのうち、2008は完売しましたが2009、2010、2011はあと1本ずつぐらいストックしてます こちらと合わせて2種、3種、4種のハーフテイスティングでのご提供も出来ますので、是非飲み比べなどもお試しください


2012年07月06日

巨峰のカクテル

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巨峰が出回りはじめましたね 葡萄の美味しい季節になってきました

巨峰はジューシーで品の良い甘さがあり、一番好きな葡萄です 個人的にはカクテルに一番合う葡萄だと思っています

巨峰のカクテルは、毎年ジャガトの夏の定番になってますので飲んで頂いた方も多いと思います 

巨峰をオーダー毎に果皮ごとペストルでクラッシュしたフレッシュで美味しいおすすめカクテルを各種ご用意しています 

メニューに掲載してますのは、

巨峰とカシスのカクテル(ジン、巨峰、カシスを使ったロングカクテル)・・・・・・900

巨峰のエスプモーソ(巨峰を皮ごとクラッシュして、スパークリングワインで割ったもの)・・・・・・・・・・1000

巨峰のフローズンカクテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1000

これ以外巨峰のフルーツマティーニなどもおつくりしています また、ノンアルコールでもおつくりできます ご希望にあわせてお作りしますのでお申し付けくださいね




jagatkana at 13:00|PermalinkComments(2)カクテル 

2012年07月05日

ニッカウヰスキー 〔1号ポットスティル〕特級

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少し前にポットスティルの記事ポットスティルの話とスコットランドのポンド札の話 をアップしましたが、その時に持ってなかった『ニッカウヰスキー 〔1号ポットスティル〕』を入手しましたのでご紹介します

まさにポットスティルの形のボトルです ニッカの第一号のポットスティルを模しているということで、以前から欲しかったボトルの1つでした

1936年に出来た余市蒸留所で使われていたニッカの記念すべき第一号のポットスティルを再現しています 結構細部まできっちりとつくられていていい感じです
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中身は1974年発売のキングスランド 特級表示、80年代後半までの従課税適用の時代です 
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同じボトルが余市蒸留所の試飲コーナー近くにも展示されています 

キングスランドはニッカ創立40周年の記念につくられたそうで、余市原酒のしっかり入った香りのいい重厚な味わいなウイスキーだそう・・・実はまだ開栓してないので確認していません・・・が、劣化していなければ絶対に美味しいウイスキーだと思います 興味のある方がいらっしゃり次第、開けてみたいと思ってますので是非どうぞ! ¥1000

***開栓しました! 柔らかい舌触り、甘い麦芽のフレーバー、長い余韻、と古いウイスキーの良さがばっちりの美味しいウイスキーです 少しねっとりと舌に残る甘さが非常に心地いいですね 個性派というより、バランスのとれたクオリティの高いウイスキーです おすすめですよ



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