2010年03月

2010年03月31日

ベルギー ビアカフェ巡り vol.22-- "La Fleur En Papier Dore”"Manneken-Pis"at ブリュッセル

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カンティヨン醸造所を出て、少し町の中心方向に歩いて行くと、ラ・フルール・アン・パピエ・ドレという行ってみたかったカフェが見つかりました が、その直前に見事なタンタンの壁画を発見!広告なのかなんなのか判りませんが古い街並みのなかでインパクト大だったので、掲載してみました
  
ご存知の方も多いと思いますがタンタンはベルギーの代表的な漫画、及び漫画のキャラクターです 日本でもグッズを見かけたことのある方も多いと思います ”主人公の少年記者タンタンと相棒の白い犬スノーウィが世界中を旅行し、事件に巻き込まれる”という物語で、僕も子供のころ図書館で借りて読んだ記憶があります

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そこから、少し急な坂道を抜けて見つけたのがラ・フルール・アン・パピエ・ドレです

1920年代のシュルレアリスムの画家や作家の溜まり場だったらしく、マグリットなんかもよく訪れたそうです 彼らの作品なのか、詩句などが壁一面に掛けられてます このビアカフェは数年前にエスカイア誌がベルギービール特集を組んだ時、表紙を飾った店で、そこには店内でめちゃめちゃかっこよくオルヴァルを飲むアーティスト然とした白髪の紳士が映っていました 
お店の雰囲気とぴったり過ぎて、行った時にも同じようにいるんじゃないかと思いましたが、残念ながら客は僕たちとちっちゃい女の子連れのお母さんでした 静謐な雰囲気のかっこいいビアカフェでしたね

Rue des Alexiens 53-55, 1000 Brussels
 
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このあと、世界3大がっかり名所といわれている小便小僧がすぐ近くにあるそうなので行ってみました 

観光名所だけあってかなり人がいたのですが、恐らくそれぞれの国の言葉で同じことを言ってたんじゃないな・・・”ちっちゃ!” 予想以上にちっちゃくて、まあ逆にかわいらしかったです 1619年にフラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワにより製作されたものですが、オリジナルの像は1960年代に紛失したらしく、現在設置されている像はレプリカだそうです 世界中から衣装が送られてくることでも有名で、世界一の衣装持ちとも呼ばれていますが、初めて衣装を贈ったのがルイ15世だそうで・・・そう聞くとなかなか立派な像に見えてきました 

また、聞いた話によるとデリリウムのお祭りのときには、普段水が出てるアノ部分からデリリウムが流れるそうで、通行人に振舞われたりするそうです そんなときに行ってみたかったですねー 

近くに土産物屋さんやワッフル屋さんなど、観光ぽいところが結構あって今回の旅で初のお土産屋さん巡りをしてワッフルを食べて・・・と、旅行ぽいことをしてみました
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で、このあとグランプラスのビール博物館に行きました 写真はグランプラスとビール博物館の入り口です 博物館は閑散としてあまり見るものはなかったかな、と思います 午前中にカンティヨン醸造所で色々見てきた後だったので、興味をひかれるものもそんなになく、あまり長居せずに、入場券でついてくる濃いめのここ特製らしいエールを飲んで出ました

この後、またデリリウムカフェに行ったり、ケバブを食べたりして、ベルギービアカフェ巡り旅行は終了しました 

1週間ほどの旅行で、何軒、何杯飲んだでしょうか・・・まあ、いつも旅行に出ると飲みっぱなしにはなるのですが、今回はそれ自身を目的(ビアカフェ巡り)にしたので、より一層飲んだ気がします 

どの店、どのビールもそれぞれに個性があって楽しめましたし、やはりしっかりと市井に根付いた文化としてのビアカフェを少しでも経験できたことは良かったなと思います
 
今回で、書き始めてから終わるまで1年以上かかったビアカフェ巡りのカテゴリも終了です ”なかなか次の記事出ないねー”と言われながらのんびり書かせてもらいました 
次はリクエストいただいていたスコットランドの蒸留所巡りの記事でも書こうかなと思っています これも結構昔の話なので、記憶をたどりながらののんびりアップになると思いますが気長にお待ちくださいね また、記事で書ききれなかったベルギー話などもまた、お店ででもしていきたいと思ってますので、興味ある方は聞いてやってください  





 

2010年03月25日

Ardbeg Rollercoaster アードベッグ ローラーコースター 

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アードベッグの会員サイト、コミッティのニューリリース“ローラーコースター”が届きました 10周年記念のリリースということで、1997年から2006年蒸留の原酒10樽をバッティングしているそうです

使用された樽の種類ががボトルネックにかけられたリーフレットに、そしてラベル裏にはそれぞれの樽のバッティング比率がのってましたので見てみると・・・

1997 Cask: 2nd fill            9.5%  
1998 Cask: Refill Hogshead    12.2%   
1999 Cask: 1st Fill Barrel      14.2%  
2000 Cask: 1st Fill Barrel      10.9%
2001 Cask: Refill Barrel        6.2% 
2002 Cask: Refill Barrel        8.9% 
2003 Cask: 1st Fill Barrel      11.7%
2004 Cask: 1st Fill Barrel      10.6%
2005 Cask: 2nd Fill Sherry Butt  10.4% 
2006 Cask: Refill Hogshead     5.4%

ヴェリーヤングからルネッサンスまでの流れを1本に凝縮したような感じでしょうか 結構色んな種類の樽をバッティングしてますね 香り、味わいともに時間の経過や加水の状態で様々な表情が出てくるんじゃないでしょうか 57.3%のカスクストレングスです

コミッティで発売されるボトルはいつも即完売になり、購入できないことも多いのですが今回は10樽バッティングということで本数も多いのでしょうね リリースから遅れて購入したのですが普通に買えました 発売日は注文が殺到したのか、アードベッグのサイトは全然繋がりませんでしたので、あきらめてたんですけど・・・ しかも注文して1週間もたたずに到着したのでびっくりしました 

ジャガトのカウンター右のほうにあるアードベッグコーナーに仲間入りしてますので、是非お試しください!

¥1400



2010年03月19日

香り高いスペイン産ヴェルモット ”イザギレ” 3種ご紹介です

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スペイン・タラゴナで1884年より操業のイザギレ社のヴェルモットです

ブランコ、オーク樽で1年熟成させたイザギレ・レゼルバ・ロホとイザギレ・レゼルバ・ブランコ 砂糖をまったく使用しないイザギレ・エクストラドライです

 その味わいは一昔前のイタリアン・ヴェルモットのようで、しっかりした甘味と苦味があります 濃厚で重厚感のある味わいは、ストレートで、あるいはシガーとあわせて充分に楽しめるものになっています

1884年にイザギレ社によって開発された、150種類のハーブの組み合わせから造られたヴェルモットです

数年前、スペインのベルモットを一度も飲んだことが無かった頃バルセロナで飲み、ハーブの香りがしっかり残った濃厚な味わいに感動して買って持ち帰ったことを思い出します そのすぐあとに日本への輸入が始まり、今はバルなんかだと結構置いてあるんでしょうか?名指しでオーダーいただいたことがないので知名度はまだまだかも知れませんね 

大手のイタリアンヴェルモットが、ライトですっきりしたテイストに仕上げているのに対し、ある意味地酒的な雰囲気が残っています パスティスや南仏のヴェルモット(ロタンなど)がお好きな方におすすめです 

ストレート、ロック、または軽くソーダで割ってみても美味しくいたけると思いますよ

¥700

追伸:店主です 10日ほど、体調不良にてお休みさせて頂いてました ひさしぶりの病院生活でしたが、無事退院して今日より仕事してます この間の営業はトニさん一人で頑張ってもらい日々報告してもらってましたが、皆さんご心配いただき恐縮してます いつまでも美味しいお酒をご提供し、且つ自分も美味しく楽しめるように体には気をつけなければと改めて感じました 今後ともよろしくお願いします  

 

2010年03月06日

ベルギー ビアカフェ巡り vol.21-- " CANTILLON醸造所"at ブリュッセル

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ブリュッセルに戻って2日目の朝です この日は、ブリュッセルの中心地周辺にあるカンティヨン醸造所の見学に行きました カンティヨンはブリュッセルや近郊でつくられるランビックと呼ばれるビールの有名な醸造所です ランビックは野生酵母をつくってつくられ、フルーツを浸けこんだり、砂糖を入れた甘口のものもありますが、基本はグーズと呼ばれる非常に酸っぱいビールです グーズは熟成させたランビックをベースにし、年代の異なる3種類のランビックをブレンドし、二次発酵させて2年以上樽で熟成させたビールです 初めて飲んだときは全然美味しいと思えませんでしたねー もちろん今は大好きですし、たまにムール貝のビール蒸しをするときはグーズタイプのランビックを使ったりします 結構高いビールなのでたまにですけど・・・

カンティヨン醸造所の場所は地球の歩き方にも載っていて、あまりベルギービールに馴染みのない方も訪れるようです ブリュッセル南駅から徒歩で5分ほどということで、散歩がてらホテルから歩いて行きました 駅そばの大きい国道を抜けて細い道を歩いて行くとカンティヨンのイメージキャラ?酔っぱらった小便小僧のイラストの入った車が見えました 見学にきていたのは15,6人ほどで日本人は僕らだけでした 簡単に説明を受けて、あとは勝手に見て回るという感じで、一通りみたあと試飲コーナーでランビックをもらう、といった結構あっさりした見学でした
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モルトの袋を見つけたので見ているとBIOの文字が・・
もともとこの醸造所では無農薬の原料で造ったビールを出荷してきましたが、1999年よりは政府から正式に無農薬認可を受けた原料で醸造をはじめました 現在ラベルにはビオビールのシンボルとしてケシの花が描かれ、bioの文字と公認のビオ製品のみに許されるマークが加わっています 
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その他、ラベル貼りの機械やランビックを熟成している樽などを見た後に試飲をしました
美味しいランビックを飲んでまったりしていると試飲コーナー近くで猫を発見!スコットランドのウイスキーの蒸留所にも麦芽狙いのネズミを狙ってモルトキャットと呼ばれる猫が住みついてたりしますが、ベルギービア版モルトキャットといったところでしょうか ま、食事中でしたが残念な事にネズミではなく醸造所の人にもらったであろうキャットフードを食べてました 


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Rue Gheude 56 1070 Bruxelles


2010年03月03日

テキーラ 『DON AGUSTIN ANEJO』

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久々にテキーラのご紹介です こちらのDon Agustinは、良質なアネホで、ストレートで飲むと甘い香りが口いっぱいに広がります 

テキーラ関係の情報を探すときによく参考にさせてもらうtequila.netというサイトで調べてみたところ  蒸留所はTequila Supremo, S.A. De C.V.で蒸留所ナンバーは1456、ステンレスのポットスティルによる2回蒸留です
アメリカンオークでの1年熟成になります

ちなみに蒸留所ナンバーというのは、 テキーラ独特のもので、どのテキーラにもラベルのどこかに4ケタの数字をnom1456といった具合で記してあり、これが蒸留所固有の番号ということです なので、銘柄はたくさんあるテキーラですが、この番号が同じであれば同じ蒸留所で作られたものということがわかるわけです このシステム、バーボンに導入されたら便利だなー、と思いますね バーボンも多くのマイナー銘柄は、どこの原酒を使ったものなのかが非常にわかりにくいので・・・

原料由来の甘く、とろっとした口当たりがいいですね 

モルトウイスキー好きの方にもおすすめのテキーラですよ 





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